やさぐれ日記
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2003年03月16日(日) 中国逃亡記録。。。

中国に行って来ました。5日間位、ちびっと西安などに。
中国は学生時代に毎年行ってたのですが、今回初めて「ツアー」なるもので行きました。だってさ、ツアーだけど8万円以下だったんだもん。成田→西安間だと、普通に格安チケット買っても6万円したしさあ。
…それにしても、ツアーの旅に慣れていないもので(これまで海外経験はかなり多いが、完全ツアーはスペインに行った1回限り…)そらまあ、なんつーか、エライ疲れました(失笑)。
疲れの原因は、ツアーだけではなく、親が同伴だったのもかなり影響しているとは思うのですが……

西安は、成田から直行便で約4時間です。
想像していたよりは、西安の街自体は、一生懸命近代化をはかっていて綺麗でした。
西安は、古代中国の都が置かれた「長安」と場所が同じなので、未だに城壁があります。今の城壁は、明時代に立て直されたものなのだそうで、全盛期だった唐の時代では、今の10倍以上の城壁だったそうです。
城壁の中は、お洒落なお店や料理屋さんが立ち並ぶ、にぎやかな街になっているのですが、一歩城壁を出ると、未だに中国の本当の姿が目立ちましたね。
今、街の近代化に向け、古い建物を片っ端から壊しています。とくに観光名所の近くはその工事が激しく、その周りに住んでいる庶民の人々は、追い出され、家を取り壊され、代わりに観光客向けのお店を建てる予定なのだそうです。
北京や上海は、今や大都市として世界にも認められていますが、私が訪れた6年前の上海などは、港近く以外はまだまだ発展都市というにはほど遠いイメージの都市でしたが、今じゃすっかり近代化されちゃってるようですし。
西安もあと5年位たったら、上海みたくなるのかな…という印象でした。

西安では、メインに世界遺産の「兵馬俑」を見てきました。
兵馬俑は、1970年代に偶然に発見された、中国最初の皇帝、秦の始皇帝の墓地遺跡です。秦の始皇帝は、何を隠そう、私の大学卒論の題材にした人物だったので(笑)、私にとっては縁の人。思い出も深かったため、何を見ても「ほげ〜」と感嘆してばかり(苦笑)。
中国では皇帝のお墓には、武人や文官、馬などの土像を造って入れるのですが、それってだいたい小さいミニチュアサイズのものが多いんですね。でもこの「兵馬俑」の凄いところは、数もさることながら、その土像のサイズが等身大であるということなのです!ちなみに、顔は全部違います。背の高さも微妙に違います(笑)。女官はもちろん小さいです。
なんと言っても、始皇帝在位37年で、このお墓の建設に35年かけてますからね。歴史上初めて中国を統一し、初めて「皇帝」と名乗った御方は、やはりやることもビッグ級なのです。
バカと天才、紙一重……またしても痛感しました(苦笑)。

西安以外では、洛陽にも行って来ました。
西安から洛陽まで、列車で6時間の旅です。東京から西安まで4時間なのに…(苦笑)。
中国の列車には、「硬座」と「軟座」の二種類があります。「軟座」はいわゆる、こっちでいうグリーン車です。「硬座」の席は、ほんと板で出来たような硬い椅子で、それに比べて「軟座」は日本の列車のようにクッションの入った椅子で、車内販売などのサービスが受けられる、という程度の差です(苦笑)。
「軟座」に座るのは、ほとんどが外国人と、エリートの中国人だけで、普通の中国の人々は、「硬座」に座ります。中国の列車は、都市と都市の長い距離を移動するので、日に何本も走っているわけではなく、そのため常に満席状態です。
ちなみに私は過去に中国を旅していたときは、軟座の料金すら払うのがもったいなく、硬座で移動することが常でしたけどね(苦笑)。
今回はさすがにツアーなので、軟座での移動でした。

洛陽は、これまた古代中国の都となったところです。漢の時代の都で有名です。ちなみに漢は前述の秦の次の王朝で、紀元前202年から西暦220年までの約400年間に渡って続きました。
前漢と後漢と、通常は二つに分けて呼ばれます。理由は、前漢の都が「長安」なのですが、その後一度滅ぼされ、「新」という王朝が立つのですが、23年に「新」は滅び、25年にもう一度「漢」が立ったからです。都を「長安」から「洛陽」に移し、洛陽に移った後を後漢と呼んでいます。
尚、前漢時代の7代皇帝「武帝」も、私の卒論の題材になった人物なので、実に今回の旅は、私の縁の人々たちのルーツを探る旅だったんです(笑)

洛陽では、メインにこれまた世界遺産の「龍門石窟」を見てきました。これは岩壁に掘られた数多くの仏様の遺産なのですが。
写真などでは何度も見たことはあったのですが−−実物は桁違いでした!!
…っつーかですね、今から2000年以上も前の人々が、どうやってあれを掘ったのか、それが最大の謎です。
壁をよく注意して見てみると、わずか3センチくらいの仏像から、全長17メートル以上のお釈迦様まで。約1.5キロの距離にびっしりと刻まれているんですよね〜。やーもう、びっくり、という以外になにものでもありませんでした。

他には、これまた今回のツアーの楽しみだった、少林寺に行って参りました!
リー・リンチェイ!!!
…意味不明に叫んでおきました(失笑)。
いや、ねえ。真剣にあそこに行ったら、映画「少林寺」をもう一度見たくなります。冗談抜きに(笑)
洛陽の市内からは70キロも離れた山奥に少林寺はありまして、学校自体は何個もありました。どのように分かれているのかは不明なんですが、各学校に5歳位のちびっ子から成人した人まで、思っていたよりもかなり多くの人数が少林寺を学んでいました。
期間はとくに決まっていないそうで、1年2年だけ学ぶ子もいれば、何年も学んで、そのまま少林寺の僧になる子もいるそうです。
少林寺の学校は、それぞれの市内にもたくさんありますが、やはり本場はこの少林寺で学んでいる生徒たちだそうで、2年に一度開かれる「中国少林寺大会」で優勝するのは、ここの出身の生徒たちだそうです。
生徒達の演技披露も見せてもらったのですが−−やっぱ本場で学んでいる子たちの技ひとつひとつには、キレが違いますね。ほうー(感嘆)

洛陽を堪能した後は、また西安に6時間かけて戻り(苦笑)、その後帰国の途に着きました。

…それにしても、西安と洛陽は寒かったです(震)
同じ時期に北京に滞在したことがあるのですが、当時北京が「暖冬」であったことを除いても、体感温度が北京より10度位低かったです…
旅行に行く前日に、膝まであるダウンコートを購入して着ていって大正解でした。それ着てても、足が寒くて、毎日ホッカイロ靴に入れてましたけどね。

そして、飯の量多すぎ……
普段個人旅行しかしないもので、飯は食べたいだけ食べたいものを食べる、がモットーなんですが…
なんでこんな格安ツアーなのに、こんなに次々と皿が出てくるんでしょうか(涙)
旅に出ると食欲大魔神に変身するので、出されれば何でも食べちゃうんですよ私は。とくに中華は中身が何かは聞かずに食べる、がモットーなのです。(何故なら、聞いたら怖くなりそうなものが多々あるから/失笑)

…とりあえず、帰国後食べ過ぎと思わしき胃もたれに襲われ、帰国日は胃薬を飲んでも眠れぬ夜。
翌日になっても固形物がのどを通らぬ有り様っぷりです(涙)
やっぱ、あれだな。
ちゃんとした料理屋で何皿も食べるよりも、そこらの屋台で肉まん頬張ってるほうが、私には性に合います。
次は絶対、フリーでまた旅をしよう、と固く心に誓いました。

それにしても、今回の旅でもまた、相変わらず学生に見られる私(失笑)
おかげで金持ってないと思えるらしく、物売りにしつこくされずに済んで楽でしたが(苦笑)。
だいたい本当の年齢を告げると、「お姉さん、冗談が上手ねー」と言われましたし(失笑)。…冗談じゃなく、あと何年で三十路だっつーの(苦笑)

中国に行くと必ず、トランプを買って帰るのがお約束になっています。
中国のトランプは、小説などをモチーフにしたトランプが多いので、見ていて楽しいし、キャラの衣装がいろいろと参考になりますしね(笑)
今回は、「少数民族」トランプと、「中国歴代美女」トランプを購入しました(大笑)
ちなみにこれまで「歴代皇帝」「歴代皇后」「三国志」「西遊記」「神仙」などなどを既に購入済みのため、お店の人にはやたらと「三国志」や「歴代皇帝」を勧められるも
「それもう持ってるから」
−−と言うと、皆言葉を失ってしまうので楽しい限りでした(笑)

何はともあれ、たった5日間の中国旅行でしたが……ヒジョーに疲れました。親と行くというのは、メリットもありますが(現地で金を使わずに済む/笑)、デメリットの方がはるかに大きいですのう。。
まあ、両親は良い思い出になったようなので、良しとしましょうか(苦笑)


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