椰子の実日記【JOYWOW】
2007年08月15日(水)
ヤスクニ? 誰それ? カレシ?
香山リカ『スピリチュアルにハマる人、ハマらない人』 (幻冬舎新書、2006年) で提出された重要なissuesの一つに、スピリチュアル にハマる一部の人の極端な現世主義、利己主義がある。 スピリチュアリズムの本質は利他であり、利己主義は その逆を行くものだ。
「世界が壊れても知らない。それより私に白馬の王子さまが現われるのかしら? 先生、透視して」
終戦記念日がいつかも知らない癖に、自分のオーラの 色は知りたい。「彼」とは前世からのつながりだった みたい。だから今私はカルマを解消しているのよね。 靖国神社? 知らない。何のご利益あるの?
「ありがとう」をたくさん言いましょう教とでも呼び たくなる流れもある。これも言ってみれば「ありがとう」 とたくさん言うことがご利益につながり、お金儲けに なる・健康増進する、という利己主義・現世主義の表れ とも言える。重要なことは、「自分が」言うことに とどまるのではなく、「人からありがとうと言われる ような行動をする」ことなのに。 実はぼくもこれに気づいたのは最近なのだが。
香山リカさんの同著で紹介されているが、江原啓之さん は、「ここまで有名になって、発言力を高めたから、 そろそろ良かろう」ということで、戦争反対や、靖国神社 問題を論じ始めている。とても良いことだが、問題は 受け止める側だ。「ヤスクニなんかどうでもいいから 私の未来を透視して」という姿勢は頑固にあるようだ。
江原さんとの対談の感想で、林真理子さんは 「またダイエット、二人で頑張りましょうね」と、 熱を冷ます発言をする。 林氏には別の意図も見えるのだが、それはないでしょう。
今日、終戦記念日には、戦争の問題について、じっくり 勉強し、考察したいと思う。そして、自分にできる ことを、実行しよう。
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