椰子の実日記【JOYWOW】
2005年12月05日(月)
若者よ、書を捨てよ、街へ出よう
『終りに見た街』(→クリック!)
というテレビドラマを見る。
救いのない話なのだが、現実が既に救いのない現実なので、 「これは救いのないフィクションだ」という評価がある とすればそれは違うと思う。
主人公の家族と友人が、ある朝突然、太平洋戦争末期の 昭和19年にタイムスリップする、という話。
主人公は「その後の歴史」を知っている。 東京大空襲も、原爆も、イラクも、9.11も、安保闘争も 小泉大勝利も、すべて、すべて。
歴史文献を見ると、「いま住んでいる場所は空襲がないから 大丈夫」とわかる。
ところが、である。現実は現実であり、本の記載ではない ことを、作者は描く。
「本の通り」にはならず、主人公は空襲を受けてしまう のである。さらに・・・とそれ以上書くとネタバレになる ので控えるが、
本で読んだことをそのまま現実に当てはめようとする危険性 についてしみじみ、考えさせられた。
東京ディズニーランドには一度も行ったことがないのに、 東京ディズニーランドもののビジネス書でサービスを 語る人たちが陥る陥穽。
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