椰子の実日記【JOYWOW】
2005年11月15日(火)
下流社会
(1) ある中学校で、生徒の母親が「学校側に給食費を払って いるのだから、うちの子に『いただきます』を言わせないで ほしい」という要望が出た。
(2) 別の中学では、教師が生徒から「『おはよう』 『こんにちは』の挨拶に何の意味があるのか。意味ないの では?」と問われ、教師もその通りだと思った。
いずれも昨日の朝日新聞読者投稿欄『声』に掲載されて いた。
現代日本の「病」もついにここまできたか、と寒くなった。
夜、売れている会計士の新書を読んだ。10分で読み終わった 後、さらに暗い気持ちになった。著者の哲学が、あまりにも 「下流」だから。下流というのは、金銭の多寡ではなく、 「大人の美学」として、である。こういう本が100万部 売れる、ということは、確実にこの国の「上流の大人」 が滅び始めている証左だ。
砂の中でコンタクトレンズを探すような困難な道かもしれ ないが、しかし、何とかこの現状を変えていかなければ ならない、と、殊勝にも誓ったわしなのだった。
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