椰子の実日記【JOYWOW】
2005年08月17日(水)
ホリエモン出馬(するかも)の意味するところ
ホリエモンが自民から立候補するかもしれないらしい。 小泉首相がホリエモンを持ち上げたとも聞く。 ホリエモン自身もまんざらではなさそうである。
とても理解できる。
自民党は有権者の頭脳を馬鹿にしているに決まっているし、 ホリエモンは既成価値や旧態既得権益層が(表向きは 批判し、その上を行きたいと発言していたとしても)、 実際のところ大好きだし、「超える」発想はできない から。
どこからみても衰退産業である日本のプロ野球球団や AMラジオ局を買収したがったのは何か新しい未来ビジョン があったわけでも何でもなく、これまでの既得権益層が やってきたのと同じ文脈で自社の広告をしたかっただけ。 この点、楽天もヤフーも同じで、福岡ドームを ヤフードームと改名した通り、ヤフーは福岡のことなど どうでもいいと思っている。それが現在のIT関係者の マインドなのだ。
IT革命が新しい価値を提案し、若者たちに勇気と夢を 与えたのは実質的には2000年アメリカにおいてのみであり、 日本は「アメリカ志向」はしていても、あくまで日本の 旧体制の枠組みを超えた発想はできていない。 そのアメリカも最早若者はITに対して幻想は抱いていない。
そもそも「成功して何するの?」と聞いたら「六本木ヒルズに オフィスを構える」なんていう不動産関係の答しか 出ないのは、80年代の発想じゃん。「ヒルズ族」って、 不動産にリンクして語られるところが昭和の発想なのだ。 アタマの中身を見てみたら、63年の若大将シリーズに 出てくる大学生と同じ志向なのである。
それはちょうど80年代のハマトラのように、 「アメリカ風だけれども、本質はどこから見ても 日本オリジナル」というファッション。 ホリエモンのしたことは、「年寄りたちが やっていること」をなぞっただけなのだ。
だからホリエモンは政治にも興味を示すはずである。 繰り返すが既得権益層の好きなことは、彼も大好きな はずだから。
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