椰子の実日記【JOYWOW】
2005年05月27日(金)
うーん。あなたの話には説得力がない
『lovemarks』(→クリック!) 読了。トム・ピーターズ師匠のお勧め本である。
ブランドを超えるものとして、「lovemark」というコンセプトを 提示した、広告代理店SAATCHI & SAAATCHI社CEO ケヴィン・ ロバーツの作品。 どこかで聞いたことがあるよなあ、と思っていたら、NY時代
『FAST COMPANY』誌(→クリック!)
2000年9月号で基本コンセプトを読んでいた。
ロジックよりEMOTION(感情)を大切にする、顧客からの RESPECTを勝ち取る、という主張は同意できる。 要するにぼくが常々言うところの五感商品だから。
本のデザインも素晴らしく(表紙デザインはHiroaki Ito氏、 日本人)、本そのものもlovemarkを意識している。
実は昨年、本の校正原稿段階で、さる版元から翻訳しないか、 と打診されたことがある。 実現しなかった。
一点だけ、著者ケヴィンにどうしても「感情」的に 同意できないエピソードがある。
ケヴィンがペプシのCEOをやっていた時のこと。 ボトラーやセールスマンを前にしたスピーチの最後、 ライバルのコカコーラの自動販売機に向かって マシンガンをぶっ放した。 このプレゼンによって、みんなの士気が高まったという、 いわゆる自慢話があるのだが、それは違うぜ、と思う のである。根っこに「それを良し」(『ユーモア』と 言っている)とする人物に、「感情を大切に」と言われても、 納得できないのである。
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