椰子の実日記【JOYWOW】
2004年12月03日(金)
You are fired!
You are fired!
初めてこの言葉が現実に使われているのを耳にしたのは 映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー2』で 主人公が日系企業からクビを申し渡されるシーンだった。 テレビ電話で上司がこのセリフを言う。同時に、同じ文字 の書かれた紙がプリントアウトされて大量にリビングルーム にあふれる。ちなみに映画が製作されたのは80年代前半。 ジャパン・アズ・NO.1で、米国企業社会の未来は 日本に席捲されるだろうという痛烈な社会風刺にもなって いた。
この「fire=クビ」の語源が中世ヨーロッパと中国にある ことを、今朝翻訳していて知った。 いわゆる「村八分」にする「つまはじきモノ」の家に 火をつけ、財産も含め、一切合財燃やしてしまう。 これが告発の方法だった。そして「fire」をクビに する時の語源となった由。ちなみにポール・ホーケンは クビのことを「terminate」という他動詞を使っている。 さすが、語彙が豊富だ。 そして、こう続ける。
Firing is failure. クビなど、経営者の失敗以外の何ものでもない。
以降、まるでぼくが書いたかのような文章が続く。 ポール・ホーケンがぼくの意図を英語で書いていて それをぼくが日本語に翻訳する、という不思議な 体験をしている。『Growing a Business』はまさに そんな本だ。
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