椰子の実日記【JOYWOW】
2004年07月31日(土)
エアコンを4つに分けてサービスします
「もしもし、あ、すみません。エアコンを知人の家に 運んで、そこについているエアコンを外し、リサイクル 処分し、そして運んだものを取り付けていただきたいの ですが・・・」
「それは弊社の**というサービスですので、いまから 申し上げる電話番号におかけなおしください。0120・・・」
「もしもし。エアコンを知人の家に運んで、そこについ ているエアコンを外し、リサイクル処分し、そして運んだ ものを取り付けていただきたいのですが・・・」
「お電話いただいたこちらではエアコンを運ぶだけです。 とりはずし、とりつけになると別の業者になるので そちらにきいてください。0120・・・」
「私が知りたいのは、この仕事にいくらかかるか、なの ですが」
「運ぶ料金はこちらでお答えできますが、とりはずし、 とりつけはわからないのです」
以上、いずれも同じ一つの運送会社たらいまわし電話 の顛末である。
これではまるで拙著『スロビ』の世界ではないか。 ますます米国に似て来た。一つの仕事を細分化、細分化 して、サイコロ炒めよろしく細かくしている。 企業側はいいかもしれないが、顧客サービスは低下する 一方なのである。なぜ「一気通貫」にいかないのか。
考えてもみて欲しい。エアコンだけ運ぶ、なんていう人が 世の中にいるのかい? 取り付けてこそ、エアコンじゃん。
ちなみにこの会社の創業者はビジネス界では尊敬されている人 である。本でも立派なことを言っている。福祉財団など作って いる。この点も米国に似ている。困ったことだ。
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