椰子の実日記【JOYWOW】
2004年04月18日(日)
楽する病(やまい)
「一攫千金」 「楽して金儲け」
の病原菌に、日本の老いも若きも冒されてしまっている としか思えない。たしか司馬遼太郎さんの絶筆コラムで、 一本5円の青ネギを植える老農婦の話があった。 要するに彼女は、自分のネギ畑が農地から宅地に転換 されるまでは形ばかりの農業を続けているのである。 宅地に転換されたら、坪8万円になる。それまでは 半段ほどの青ネギをかっこうだけ耕すのである。 ここには労働の喜びも、農民の誇りもない。 昭和39(1964)年の話だ。 *平成8(1996)年2月12日付 風塵抄/サンケイ新聞掲載
「不労所得」という言葉がある。これにプラスの符号が つき始めたのが、この頃か。そして、おなじみ土地神話、 バブル。バブルのあとは、ソフトで一攫千金。あなたも 簡単に大富豪になれる。
・・・ はて、この話、どこに行くのか、といぶかしく思われる かたもおられよう。
実は第一稿ではこのあと、現在進行形のある「事件」に 結びつけて書いていたのだが、うまく説明できていない ことに自分で気づいたので、削除したのでした。 (サイトの記録を見ると23人の人だけが読んでおられる)
・・・うーん。やはりうまく話せない。もう少し、 時間が必要なのかもしれない。今日のところは、ここまでに しますね。
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