椰子の実日記【JOYWOW】
2003年07月23日(水)
何でもあり
猿之助七月大歌舞伎に行ってきた。席も理想の席で、 気持ち良かった。あまり前過ぎず(前過ぎると全体が 俯瞰できない)、花道に近すぎず(同じく俯瞰できない)、 のいい席だ。
通し狂言『四谷怪談忠臣蔵』。お岩さんと忠臣蔵を合体 させ、「ないまぜ」にしたエンタティメント。 いやはや、歌舞伎は「何でもあり」とは知っていたが、 ここまで何でもあると、本当に胸がすく。 世間が小さくなってしまっているこのごろ、歌舞伎を 体験すると本当にスカッ、とするのだ。 次から次とこれでもかのネタ満載で、しかも体力勝負 の力技だから、七面倒臭い話の多い中で、これも気持ち いい。
夕方4時30分開演だから当然歌舞伎座にいるのは年配の ご婦人方が中心だが、ダンカイ、プッチダンの男性サラ リーマン諸氏にこそ、是非体験して欲しい。彼らが体験 せずに、日本経済は明るくならないのだ。
しかし、これまでぼくがお勧めして「いいですねえ」 というサラリーマンはいるが、実際に行った人は 知る限り一人だけ。ダンカイ、プッチダン諸氏 ではゼロ。ここにほら、日本経済の窒息感が 表れている。
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