椰子の実日記【JOYWOW】
2003年01月12日(日)
「椰子の実日記」タイトルの
由来は、1897年、柳田国男が、海辺で椰子の実の流れ着くのを見て 古代日本文化の古層には黒潮で運ばれてきた南方文化がある、と いう仮説を着想したことに拠ります。 柳田からその着想を聞いた藤村は感激し、有名な歌を作った。
認知能力のケースとして、興味深い。古来、海辺で椰子の実を見つ けたのは柳田一人ではない。にも拘わらず、「椰子の実」「黒潮」 「南方文化」「日本文化」を結びつけたのは彼一人。ひとえに、 柳田の認知能力がすぐれていたからです。
この話と、弊社社名にちなんで、「椰子の実日記」とタイトルしま した。
身辺雑記にとどまらず、皆さんの認知能力にびんびん響く視点の矢 を放ちたいと思っています。よろしく! 阪本啓一
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