CARPE DIEM
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2009年02月14日(土) 簿記

今日はTACで簿記1級。工業簿記・原価計算の日。

しつこい授業だったが理解・納得度は昨年受講したときよりはずっと高い。

昨年は小林先生の授業を受けていたのだが、レジュメがなく、板書をノートに書き写すのが忙しかった。また口頭での説明もよくいえばテンポがよく、悪く言えば早すぎて、ついていくのに精一杯で考える余裕がなく、理解不能なまま論点を終えてしまい、家に帰って問題集で苦しむ感じだった。また小林先生は問題集に対するコメントや指示などが一切なく、自宅学習に関しては受講生任せで全くの放置だった。ただし授業のレベルは非常に高く、研究などもきっちりやる。解説も論理的で分かりやすい。早すぎるのと忙しすぎるのとで、私の頭がついていかないだけかもしれない。設備投資の意思決定は非常にわかりやすい。

今年は荻先生の授業を受けている。荻先生はレジュメがあるので板書を書き写すことに追われることがなく余裕がある。同じことをしつこく言ってくれるのでよくわかる。時々くどいなあと思うこともあるが、必要なことだと思う。問題集に関しても解くべき問題解かなくてもいい問題を示してくれるし、目標解答時間や、過去問の類題であるとかの情報をくれる。難しい問題の下書きも付けてくれるので、家で問題集を泣きながら解くことがなくていい。生徒が混乱するところ、頭ごちゃごちゃになるところ、質問の多いところなどをあらかじめつぶしといてくれる。研究はポイントを示す程度で、小林先生ほど難易度の高いことはやらない。でもその分勉強に強弱ついていいかもしれない。設備投資の意思決定はちょっとわかりにくいかも。

TAC工業簿記・原価計算講師
荻先生>林先生>清水先生≧小林先生>鈴木先生

清水先生はレギュラーでは数回受けたことがある。トレーニングの目標解答時間がレジュメに書いてあるのだが、かなり厳しい。荻先生の目標時間の半分ぐらいの時間で解けと書いてある。実はスパルタなのかもしれない。
上級コースの講師が清水先生。いや実際スパルタだ。上級生は満点で合格しなければならないとか言う。(09年6月追記)

林先生はDVD講師&清水先生の代講で上級プレ受講。オーソドックスにテキストをなぞる授業ですね。ちょっと物足りないかなあと思ったりもしますが、チョコっと話す雑談が面白かったり。授業の進め方や説明はうまいです。しかしちょっとテンポが速いかも。私の頭が遅いのかも。

鈴木先生は一回だけ受けたことがある。レジュメがかわいらしい。ボックスの書き方とか、ちょっとオリジナルが入ってるようで、私には合ってない。
佐々木先生の授業を受けてみたいのだが、未だその機会がない。

ちなみに商業簿記・会計学の講師は
松田先生>伊東先生>丹羽先生>福山先生>石川(貴)先生≧雫石先生≧鴻上先生

鴻上先生はレジュメが無いに等しく、テキストの解説をかみ砕いてくれない。解説もそこそこに設例を解かせる。できるわけないじゃん。

松田先生のレジュメはコンパクトにまとまっていて、読み返すのにちょうどいい。板書は下書きの書き方程度でピンポイント。あまり書いたり電卓をたたいたりする時間を取らないから、手を動かさないのでねむくなる(自分が悪いのだが)。口頭での説明が非常に多いのでわけがわからなくなることも。下書きの書き方がテキストとも他の講師とも違うことが多く独特だけど、参考になるし興味深い。レベルの高い研究はほとんど触れない。初学者向け講師を自称しているが、わかりにくいんじゃないかなあと思うことも。でも優しい。論点によっては一番分かりやすい説明をしてくれる。レジュメのフォント(あずきフォント)が慣れるまで読みにくい。丁寧に書こう、丁寧に話そうという気持ちが伝わってくるのはいいと思う。

石川先生の下書きの書き方、図解はかなりいいけどテキスト以上のことはやらないので、トレーニングで苦しむことになる。非常に熱心。だけど解説が下手(日本語が下手?)。レジュメはちょっとごちゃごちゃしてる。何が言いたいのかわからない時がある。私の頭が悪いだけかもしれない。研究にはやはり触れない。できの悪い人に対するいい方が冷たく厳しいので、私は近寄り難かった。。

福山先生はペラペラといいテンポで話すので集中して聞いてないと置いていかれる。レジュメは石川先生、丹羽先生のに似ている感じ。研究も扱ってくれる。板書の字は汚いけど、わかりやすい。

丹羽先生はシンプル。オーソドックス。普通。DVD講師だし。テキストに忠実。余計なことはやらない。無駄がなくていいと思う。端折りすぎと思うこともあるけど。「仕訳の形と金額計算」とよく言う。レジュメに「チョット」という言葉がよく出てくる。女性っぽい話し方。

伊東先生はレジュメが膨大。授業でやることはすべてレジュメに書いてあるので、家でじっくり読みなおすと勉強になる。テキストもレジュメも読まなきゃならないから、量が多い。過去問やトレーニングを授業で扱うこともあって、一回の分量がすごく多く、充実してる。だけど多すぎて消化不良を起こす。難しいことをかみ砕いて教えてくれる。テキストには書いてないようなこと、ちょっとしか触れていないことも、扱ってくれる。テキストの設例を解く時間も取ってくれるし、レジュメへの書き込みも多いから、眠くなることはない。でも、やりすぎ。すごいなあと思うけど。基本的に私の解き方は伊東先生のマネです。

雫石先生…上級コースの先生。落語家か?みたいな話し方。元気いっぱいに授業を進めてくれるのはいいが、雑だし、投げやりに感じられるところがイマイチ。松田先生の丁寧な授業をレギュラーで受けていただけにそう感じるのかも。(09年7月追記)


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