お風呂上りに飲んでいる。 久しぶりだ。 うまーい。
近くのカラオケスナックでは、誰かが ミネソタの卵売り を歌っていた。 洗濯ものを干して、なぜか数か月でビヨビヨに伸びてしまったパジャマのゴムを入れ替えている。 合間にサイダーを飲む。 すごく、生活をしているという実感が沸いてくる。 こういう気分が好きだ。 それから次は少し高くてもパジャマは国産のにする。 ゴムだけでなく、袖も妙につまっていて あさ顔を洗うたびに十分袖をまくれず難儀している。 人生の1/3はパジャマで過ごすのだからここはケチらないようにしよう。 トイレットペーパーもしかり。
外に出て、自分以外のひとも皆、生活をしている その一端に触れると 世界の一員である気持ちになる。 外国にいっても同じ。 言葉や風俗や習慣、考え方は違っても、 ひとがモノを食べたり、働いたり、友人や家族と話したり遊んだりしているのを見ていると、 自分はたまたま旅行者でここの日常とは関係がないけれど、 帰ればまた同じように暮らすんだよー わたしもだよー という気持ちになる。
歌をうたうときも、たいていは自分の経験や日常とかけ離れた世界の歌詞だけれども、 生きて暮らしていく中で、嬉しかったり悲しかったり絶望したり何かを信じたり、 普遍かどうかは分からないけれど、 わたしもだよー と、感じたものを表したい。
先月のライブが終わってすぐ体をこわしてしまい外に出られず、 ネットや本など実感と離れたところからの情報を受け取るばかりだったので、 いま外に出るのが楽しくて仕方ないのです。 味噌を選ぶのも楽しい。 歯医者に通って麻酔というものの素晴らしさに、なんどでも華岡青洲とその家族を称えるのも楽しい。 お風呂屋さんのおばさんから、バレー日本勝ったよv 勝ちましたか! という会話をするのも楽しい。 あした実家の近所の居酒屋にバンマスが津軽三味線を弾きにくるので、 (青森新幹線PR?) 思い立って母に、一緒にいく? と聞いたら 行きたい行きたい!と喜んでいたのも楽しい。 バイト先で、効率よくできたり顧客に喜んでもらったり、うまくいかなくて同僚にちょっと愚痴ったりするのも楽しい。 新しくおろしたスイートオレンジの石鹸の匂いをかぐのも楽しい。 もったいなくて南仏で買った石鹸をまだおろせず、 使ったらなくなっちゃうよー と当たり前のことにもんもんとするのも、 ああ遠いところに行ったんだなーと改めて実感できて楽しい。
次回、マントンのこと書きたいな。
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