二日酔いが去った。 身体も心もすがすがしい。 痛くない 気持ち悪くない というのはすばらしい。 だから、水が滲みない靴もすばらしい。 どんな雨の中を歩こうと、乾いた足でいられるということがこんなに素晴らしいものだとは、知らなかった。 いったい何年生きているというのか。
靴は 皮か布 天然素材しか認めない! と頑ななばかりに、 何十年も雨の日は、ぐちゅぐちゅする靴下 シワシワにふやけた足指という不快を当然としてきた。 間違っていました。 雨の日は 完全防水の靴をはけ。 これだけ人口素材の商品群があふれる時代。 雨の多いこの国で企画したもののなかには、頑なな美意識にもマッチするものがきっとある。 要は探すのが面倒だったんだよね。 人口ものに高いお金を払うのはいやだ、とも思っていた。 それは機能に対しての報酬だ。 もう替えの靴下を持って出歩かなくてもいいんだぞ。 そしてせっかく替えた靴下も時間とともに靴からしみだした水でビタビタしてくるのを刻一刻と味わわなくてもいいんだよ。 思えば、皮から染み出した染料で多くの靴下を斑染めにしてきたものだよ。 防水万歳! そう、わたくしは転向しました。 タグもとって、新たに中敷もいれて今いちばん可愛がっている持ち物です。
|