痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2010年01月25日(月)  ふり返ってみると

旅行記を読むことが好きなんだけど、
圧倒的に 女性が書いた旅行記の方が好きです。

だいたい女の人が書いた旅行記は行動や会話やメニュー・室内装飾・買い物が具体的で、
感想もその場での個人的な感情をそのまま書いていることが多いように思います。
男性が書いた旅行記は、ルートやらデータはやたら具体的なんだけど、
残念ながらだいたい外国のひとは 警戒もあるだろうけど 男のひとに甘くないので、
よっぽどオープンハートな人でないと思いがけない触れあいエピソードも少ないし、
第一 すぐ ふり返ってみると 考えてみると 一方 ってな具合に
なにかと日本に思いをはせ、
反省を促したり、
社会体制を憂いてみたり、
比較文化論をぶってみたり、
寄り道ばかりでせっかくの旅行記なのになかなかその国が浮かび上がってこない。
まあ そこそこの作家のものならばその辺の考察もまあ技で読ませたりするんだけど、
プロ作家でないひとの書いた旅行記の ふり返り は大体手垢がついた
飲み屋でおじさんがまた同じことを言っている
真剣だからたちが悪いよね
くらいのレベルなんだもん。

そうでなければ 日本ではできないこんなことをした!(主に裏)
という冒険記だよね。
でもこっちの方がまだ面白い。
ただしこれも、よっぽどの書き手か、よっぽど深部に入りこんだ経験でないと、
ワル自慢・・・
バカか・・・
になりがちです。

旅行記は、ちょっとよそにおじゃました くらいの謙虚さと、
あふれる好奇心と観察眼が重要で、
考察は読者にまかせればいいんじゃないのかなあ。


必ず地図がいくつも付いているのも男性の旅行記の特徴です


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