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ツレヅレダイアリ
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−徒然なる日々これ如何に−
2004年05月03日(月)
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寝られなくて
『世界の中心で愛を叫ぶ』を読みました。
本物は『、』も入るし『叫ぶ』も平仮名だし、これで伏字にならないかな〜…と思ってみました。何だか伏字ではなくちゃんと題名を表記したい気持ちでいるので。
うん、何だか良かった。
彼女が死んだことから始まって、後は彼女の遺骨を撒くまで、ただ過去を思い返している、全体的にとても物悲しかった。死が先にあることが分かってると、幸せなシーンが一番悲しく見えます。
私は感想を書くのが苦手で、人の感想を読むと「ああ、こうやって書けば良かったのか。私もそう感じてたなぁ」と思うことばかりです。いいな、と思ったものは本当に「いいな」しか思わないし、「う〜ん…」と思ったものは…それなりに文句は浮かぶけども。物悲しい話は特にそう。
発展して色々語れるとすれば萌えとか、そんなんくらい。
こんなんで国文学科なんて行ってるものだから、とてもやりにくいです。
就活で原稿用紙1枚分の論文を書いたり、一時期大学で博物館学芸員の資格講座を受けていた時に書かされた原稿用紙2枚きっちりの「博物館見学レポート」は得意だし、良い評価も貰えるんだけど。たまに私の頭はやっぱり理系なんじゃないかと考えます。国語以外の得意科目は理科だったし。数学は中学の時は得意だったけど高校からは『公式』頼りな感じがして嫌いになった。
(でも小学生の頃は『どういう感想を書いたら大人は良い評価をするか』を心得た子供だったので作文の評価は良かった。いやな子供です)
…私の話は置いといて。
んん、せっかくオタクなサイトなんだからオタクな話をしないと。
この本はスパコミの前日に、キンコーさんに行く前に買いました。1・2時間は平気で待つもんだと思ってたから。結局ちょっとも待たなかったけど。
でもあれだ。待ち時間に読んだりしたら呼ばれてるのに気付かなかったり大変なことになりそうだな。「文を読みたい」と思う時とそうでない時の差が激しいため(しかもそうそう降ってこない)普段ほとんど活字を読まなくて、たまに読み始めると話し掛けられても気付かないくらい没頭します。それで全部終わるまで離れない。(ああまた自分談義に…)
そう、で、思ったこと。
私は文を読む時ってそれが何らかの映像媒体に変化されるんですが、それが漫画である場合が多くて、なぜか今回は小畑さん(ジャンプの)の絵でした。なんとなく、主人公の優等生っぽさとどこか大人っぽいのか子供っぽいのか…なところととにかく難しいことを言ってくれちゃうところと口調(とくにこの点)が某最近イッっちゃってる主人公(オイ)っぽく思えたからなんですが、途中で挟まってた紙にあった映画の宣伝を見て、「ああそうだ、この子の役はみらいくんなんだな」とあらためて思って、また余計に悲しくなった。みらい君の演じる高校生は、凄く普通っぽさがあって(存在感とか境遇とか、いつも明らかに『普通』では無いんですけど、確かに現代に生きてるって感じがする)、だから本当に、普通の食欲も性欲もある男の子が突然彼女を失ってしまう様っていうことに思い至った。
うん。
ところで、何でこの映画はみらいくんが主役じゃないの?(ようやくオタクらしくなってきました)
いや、『その後』のオリジナルストーリーが大半になるんだから仕方ないんでしょうが、原作は大人のシーンなんて6ページなのに。(彼女なんて名前も無いのに)
みらいくんが主役!とにかく私は彼が主役と思って観ます。うふふ。すんごく観たくなりました。
でも、「あ、このシーンは絶対やって欲しい」と思ったところが凄く多かったので、そこが無かったら私めちゃくちゃ文句言うかもしれない。またはそのシーンだけ漫画描いてみたりとか(…)。とにかく、ロミオとおじいちゃんと初キッス(ちょっと物悲しくなりそうだけど)とラブホとヌードと蛍と雨と最後の大木は無かったら泣く(ただそのシーンのみらい君が見たいだけとういう説も)。いやヌードは無いかー…特に女の子なんて駄目だよな。がっかり。(ていうか全部入れたら(経緯とか含めて)それだけで2時間いきそう)
とにかく『過去』も『現在』も両方ちゃんと描こうとして共倒れ、だけは絶対に止めて欲しいと思うはるきちです。
さあ今日(もう日付は変わってる)は横浜に行きます。
寝不足引き摺って元気に行ってきます。うおー。
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