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エーサン超小咄
2005年05月14日(土)

「君は俺に何をしたの?」

言うつもりなどなかったのに、思わず口をついて出た言葉に、苦く笑って目を伏せる。
「エース?」
戸惑う声で名を呼ばれ、人差し指と中指の先をゆるく握りしめられた。
ためらいがちな仕草に視線を戻せば、見上げてくる青い瞳が揺れる。

そんな顔をさせるつもりじゃなかった。
君にはいつも笑っていて欲しいのに。自分といることで、君が幸せに笑っていてくれるなら、他に欲しいものなど何もないのに。
触れあった僅かな場所から、じんわりと温もりが染みてくる。この暖かさにどれ程焦がれたことか。

君に出会ってから初めて孤独を知った。
一人でこの海をゆくことを、初めて辛いと感じた。
怖いものなんて何もなかった。死さえも恐れなかった。
それなのに、君を失う事がただ何よりも恐ろしい。

エースの心の揺れを敏感に察知して、サンジが不安げに寄り添ってくる。
ざわつく胸を必死で宥めて、そっと金色の髪にキスをした。
エースの真意を探る様にじっと目を覗き込んでくる。
どれほど愛しているか、この想いが君に伝わるだろうか。そんな事を思ってその目を見つめ返していたら、よけいに不安になったのだろう。ひとつ瞬きをして目を伏せた君の長い睫毛が震えた。
「そんな顔、しないで。サンジ」
「だって…エース、なんか変だ」
「ごめん…ごめんね、愛してるよ」
細い身体を腕に抱き込めば、すぐに背に両腕が回されて、サンジが胸に顔を押し付けてくる。
何かに怯える様に二人してきつく抱き合った。


強くならねば、と思う。
君の笑顔を守るために。
二人がいつまでも共にいられるために。


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なかなか更新できなくて寂しいので、没ファイルを漁って小咄一本。
エース弱!!!!←没理由。

それから実はずっと気になっていたトップ絵を変更。
……実はこれも昔のボツ画像だったり。
一体いつまでサン誕画像置いてんだよとみなさんお思いになられた事でしょう。
ええ、自分でもそう思っていましたが、敢えて口にしなかったんですが。

明後日はもうWJ発売ですか。
脳内ではウソサン大祭開催中なのですが、SSの方はなかなか進みません。
最近ほんと、集中力が無いなー。

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