世界的に見ても大惨事である今回の列車事故。 それがひどく近い所で起きました。 TVに映し出される映像は 当たり前のように目にしている列車。 その列車のありえない姿。 自分が乗っていてもおかしくない電車。 家族・友人・知人・大切な人が乗っていてもおかしくない電車。 それを思うと ただただ胸が苦しくなった。
起きてしまったことに 何を言っても変わらないのだけど・・・ 何故こんなことに。。 増える死者の数。 その一人一人にストーリーがある。言葉にならない悲しみがある。
いつもはもっと早い電車だったのに・・・ 朝 笑顔で出て行ったのに・・・ 直前にメールがあったのに・・・
新聞やニュースを見るだけでも 涙が出そうになる。 誰が死を予感しただろう?
運転士は23歳。 そこまでして遅れを取り戻さねばならなかったのか。。 過去の失敗も挙げられる。 安全管理の怠慢か。 規則が追い詰めたのか。 どうして? 何故? どこかで運命のブレーキはきかなかったのだろうか・・・。 やるせなさとともに 『何故』 この言葉が頭をめぐる。
はっきり分かるのは 尊い命が一度にたくさん消えたことだけ。 生きていることは当たり前のことじゃない。 明日生きていることは当然じゃない。 10年前の震災でそう感じたのに また私は忘れていたのかもしれない。
− 心よりご冥福をお祈りいたします −
|