家から地元の駅へ行く途中にどぶ川がある。 あまり速い流れではなくて、どちらかって言うと 淀んだ川。ヘドロまではいかないけど、たくさん 藻とか正体不明の草がプカプカしている。 しかも、日差しが強い暑い日なんてどぶ独特の 匂いがして結構悩ましい状態になる。それが、 ここ数日の雨でたくさん水が流れて、今日朝川 の流れを見たらキレイな川になっていた。 淀みなんて全然なくて匂いも全然しなくてキレイ な川だった。
今もまだ完全に抜け出せていないけど、一時期 自分が淀みの中にいたような気がする。いつか らだろ?1年くらい淀みの中にいたのかもしれな い。不思議な話でそれを意識したとき現実的な 淀みの匂いを嗅いだ。ムッとする匂い。 それが自分を現実の世界へ引っ張ってくれたん じゃないかな?と思っている。
この淀みの中から抜け出せたことで自分がどこ へ向かっているのかはわからない。それが正し い方向なのか、それとも新たな淀みへ向かって いるのか。もしかしたら、より深いところへ行って しまうのかもしれない。 人生の中で淀みがなくずっとクリアな状態でい られるなんて思っていない。淀み自体がわるい 事だとも思っていない。でもその淀みの中にい る間は、そこが底なし沼のように感じて不安な 状態でいるのは確か。
今はバタバタとしていて、川で言うと水の流れ が急でいろんな事ができない状態だと思う。 こういうときはいろんな事を複雑に考えることが できない。シンプルな方向シンプルな方向へ 流れていく。でも、そのシンプルがいろんな事 で良い方に向かうことに気が付いた。
シンプルについてはまた、次回書こう。
※ヨドミって淀み?澱み?どっちだろ。 |