こぎとえるごすむ
思う事・日常の出来事をウダウダと書きます。
「テメエふざけんな!」と思っても暖かい目で見て下さいね。

苦情は受け付けません。イヤだから。

2010年10月14日(木) 最悪最低

何もしないで家で一人でいると気が狂いそうだ。
誰の為でもなく、自分の為に、自分勝手に書く。

書いておいてナンだけど、読むことをお勧めしません。
こんな事書くのも、みんなに同情して欲しいだけなのかもしれない。
 
でも、何でもいいから俺を支えて欲しい。
そんな気分です。
 
今日は、最悪の日だった。

























いつもの様に仕事を終えて0時過ぎ。
車で彼女の家に向かう。
 
いつもならこんな時間に行かないし、2〜3日連絡取れないなんて良くある事。
 
でも、この日は行かなきゃいけない気がしたんだ。
もちろん、行ったら普通に寝てて、「こんな時間に来るな」って怒られる事も想定してたんだ、でも、今思うと理由は分らないけど、最悪の状況を車の中でシミュレーションしてたんだ。
 
だから、119ではなく110にダイヤルしたんだよ。
 
110に電話して、「何で死んでるって分るんですか」と言われてはっとした。
 
俺は、初めから助ける気無かったんじゃないか?
 
もちろん、見た目で分る状況だったんだよ。
でも、床に突っ伏してるあいつを起こしてやる事すら出来なかった。
 
それどころか、事前にシミュレーションが効いたのか、冷静に電話して状況を説明してたんだよ。
 
「何でそれで死んでるって分るんですか?」
「救急車を呼びますか?」
 
と言われて、はっとした。
 
急に鼓動が激しくなって、涙が止まらなくなった。
でも、それは悲しかったんじゃない。 
俺は、自分の冷静さに頭がおかしくなりそうだった。
 
警察と救急が来るまでの間、俺は玄関に逃げて、自分の冷酷さを責めながら、それを詫びていた、俺は「許してくれ」と泣いていたんだ。
 
悲しかったんじゃない、自分の為に泣いていたんだ。
 
警察の救急のサイレンが聞こえたとき、俺は救われた気がした。
その場を警察と救急に明け渡した。
 
最低だ。

心細かったろうに、誰よりも先に、俺は抱きしめてやるべきだったんじゃないか。
「よくがんばったね」ってほめてやるべきだったんじゃないか。
 
おれは、顔すら見れなかった。
 
茶褐色に乾いた、大きな血だまりのなかに突っ伏している後姿、
俺の知ってる手触りと違うあの手触りと、
湿ったトレーナーの感覚を俺は絶対に忘れない。
 
これは、俺に与えられた罰だから。
最悪最低の俺に与えられた罰だから。
 


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