＊スゴイ長文ですよ＊


私だ

今日のターゲットは、私の友人だ。
私は、結婚式・２次会ともに出席する。

式では受付、２次会では司会をすることになっている。

通常なら、たやすい任務だ。
しかし、今回は不安要素が多い。
なぜなら、

事前の打ち合わせが全く無い

２次会に関しては、ビンゴ以外に何も決まって無い。
「どーすんだよ」との私の問いに、「テキトーに」とのこと。

そ、そんなバカなっ！！

２次会の２時間をビンゴのみで乗り切れと？


無理だっ！

その状況を考えるだけで、背筋が凍り付きます。

何か策を考えねば・・・

「ところで、オレはホントに、司会するだけでイイの？」
受付とか、会費の収集とか・・・

「うん、受付とかは、アッチ（新婦側）がやるから」

「あっ、そう。」

一抹の不安は感じつつ、
「じゃあ、アッチ（新婦側）の人に、式と２次会の間にでも
打ち合わせさせて欲しいと伝えといて」と、お願いして終了。

しかし、進行予定も分からずに、式場側は大丈夫なのだろうか・・・

そんなワケ無かった

先週の日曜日、他の友人とメシを食ってたら電話があった。

「２次会の進行を教えてくれだってサ」

は？

”やっぱりナ”って気持ち半分、”当日、司会するだけでイイって
言ったジャン”って、怒りも無きにしも有らず・・・




一旦、掛け直す旨を伝え、一緒にいた友人と緊急会議。
と、言っても”策”は考えてあったので、簡単に相談して終了。

式場の担当者と直接電話で話す。

概要を伝えて、進行は当日打ち合わせとなる。

で、

前置きが長かったですケド、式の当日となりました。
久々の礼服に着替え、都内の式場に向かいます。


複線ドリフトォーー！（ウソ）

この路線って、前の会社で通勤で使ってた路線です。
久々に見る、沿線の景色は感慨深いモノが・・・アリマセン。
だって、通勤の時は寝てたからね。
景色なんて全然見ないウチに、地下に入っちゃうし。

で、

式場到着。
少し早めに到着しました。
到着すると、さっそく新郎が現れます。

Ｇパンにスウェット姿で・・・

「おう！」じゃネーよ。
何だ！そのカッコは！！コッチは朝早くから正装してるのに・・・

到着して早々、２次会の担当者が寄って来る。
「２次会なんですけど・・・」

朝、出掛けに作って来た、簡単な進行表を見せる。
本当に簡単なので、お互いに苦笑する。
それでも、何も無いよりは良かった。

それを元に、会場レイアウト、入場の際の照明や必要機材の打ち合わせ。
タイムスケジュールの打ち合わせを行う。

そんなこんなで結婚式の受付の説明が始まる。
説明を聞いていると、卓上に説明のないプリンター用紙の袋が有るのに、
もう一人の友人が気が付く。
新郎側友人２名、新婦側友人２名で受付

式場の人に確認すると。

「聞いてませんか？」


聞いてません！

なんとか受付が終了しました。
なんだかんだ言って、友人がこんなに集まるのは結婚式ぐらいのもんです。
半分は同窓会の気分で式が進行して行きます。

感動的で涙溢れる式もイイのですが、新郎新婦のキャラクター（？）を
反映してか、明るいイイカンジで式が進んで行く。

しかし、

途中で（私のとっては）衝撃の事態が起こる。


何だとっ！

２次会で私が考えていた”策”と同じモノを結婚式で使われてしまいました。



痛い、痛すぎるよ・・・
ネタが被るなんて・・・

追い討ちをかけるように、事前の案内なく、数人が御指名でマイクを握る。
”オレは回って来ないだろう、２次会で司会なんだし・・・”

希望的観測は、たいてい、外れる物です。
バッチリ、私に回って来ました。

事前に言ってくれれば、もっと笑い（？）を取る話考えたのに・・・

しかし、困ったゾ・・・


調子に乗って、２次会用のネタを使ってしまった

ぐっ・・・、こんなコトで俺は負けんゾ。
頭を抱えつつ、式は終了する。

しかし、我々には、過ぎた事を悔やんでいる様な時間的有余は無い。
”２次会”と言う次なる戦場が待っているのだ！！（←オオゲサ）

さて、

急ぎ、新婦側の担当２人を捕え、相談、お願いごとをする。

が、

話していると、どうも二人のお互いの話し方がオカシイ。
気になったので、聞いてみると・・・

「初対面です」

おいおい、スゲー組み合わせだな。
だんだん嫌な予感がして来たので「２次会の受付って聞いてます？」と
聞いてみた、「はい、聞いてます」との回答。
安心しました、やはり新婦は新郎とは違ってシッカリしています。


会費の回収とかも聞いてますよネッ！
えっ？
我々は司会だけで、受付や会費は、そちらと聞いてるのですが・・・
はぁ・・・
何も聞いてませんか？
「受付やって」としか聞いてません・・・

・・・前言撤回。


やっぱ、似たもの夫婦じゃネーか！

細かい所を会場担当者と詰め、新郎新婦に説明し、準備に入る。

段々と人が集まって来る。
なし崩し的に受付開始。

どう見ても２人では捌ききれない。
受付は長蛇の列。
手伝いたい所ですが、私は私でヤル事があったりする。
右往左往してると、見かねて友人が受け付けをしてくれる。
良く見ると、そもそも新郎側の受付の席もアルじゃネーか。

すると、受付の女性から聞かれる。

お釣はドウしたら・・・


オレが知るワケ無いじゃん

もう、半泣きです。

そこは何とか、受付の機転でやりくりしてもらう。

気が付くと、すでに２０分押しです。
式場関係者の視線がイタイです。

俺かっ！俺が悪いのかっ！！

始まってしまえば、スムーズなもんで、ココで書く事もナい程でした。
新郎新婦ともノリが良く、”策”も上手く行きました。
自画自賛ながら、ナカナカ良い二次会ではなかったでしょーか。
満点じゃナイけど、合格点デショ。

しかし、集めた会費をドウするか決めて無かったので新郎に聞いたら
”（私が）持ってて”とのこと。

式の御祝儀も私がまとめて、２次会の会費も私ですか？
信用していただくのは嬉しいのですが・・・


なんて強がってみても・・・

一番お金を欲しがってるのは私だと思うんですけどねぇ・・・・


















































疲れましたヨ・・・



燃え尽きました・・・