夕方、ニュースを見ておりました。 そのなかでん?と思うニュースがありました。
NASAの火星探査車”スピリッツ”についてです。
御存知の方は御存知と思いますが、そう言う系のトコ出てるので こういう話は嫌いじゃ無いのです。
今やバリバリの文系ですが、昔は(?)理系だったのです。
で、
気になったニュースと言うのはコレです。
要約すると・・・
米航空宇宙局(NASA)は19日、火星無人探査車スピリットが 初めて撮影した、大型岩石の接近画像を公表した。 中央にある幅数十センチの岩を「サシミ」、右の岩を「スシ」、 一帯を「ワサビ地区」と命名した。 この2つは着陸地点の周辺では最も大きな岩石で、最初の観察対象に選ばれたが、 表面が凸凹で砂塵に覆われていたため、3メートル離れた別の岩に変更になった。
は?
何ゆえ 「サシミ」 「スシ」 「ワサビ地区」
なのでしょうか???
ちなみにコレが、その「サシミ」と「スシ」です。
 (もっと鮮明なカラー画像がNASAのサイトに上がってたケド、落とせない)
わかりづらい?
じゃぁ、拡大。

拡大しても、分かりづらいですね。 まあ、アレですよ。 どちらにしても、コレから「サシミ」だ「スシ」だのを 想像するのは、かなりの修行が必要ですね。
さすがNASA!!
ココから先は、読まなくてもイイかもしれません。 かなりネチネチと疑って掛かってますので・・・ 気分を害する恐れがあります。(オオゲサ)
やっぱデキル人達は想像力もハンパないですよね!
それともアホ?
え?
なんだか喧嘩腰だって?
各社の報道を見ても、何でそのネーミングかは悩んでましたが 比較的微笑ましいニュースとして報じています。
確かに日本は世界の中でも熱心に報道している様ですし。 日本びいきのヒトが居てもイイでしょう。
着陸成功時にも日本を引き合いに出しましたからね。 「パリから東京にホールインワンするようなものだ」なんてネ。
ホントに、そうなのかな?
実は、私は火星探査のニュースに関しては、 初めの”ホールインワン”からカチンと来てるのです。
学者や技術者は自己顕示欲のカタマリです。 良い意味でも悪い意味でも、そうでないとイケマセン。
そうじゃなきゃNASAの技術者なんかになれません。
ヤツらは自慢はしても、気なんか使いませんよ。
するってーと、”ドウ言う意味なんだ”ってコトになります。
「パリから東京にホールインワンするようなものだ」
これでまず、「あ”んだと」と思いました。
あまり知られていませんが、欧州宇宙機関(ESA)も火星探査機を送っています。 アメリカよりも先に火星に着陸するハズでした。 ところが、12月25日に火星の大気圏に突入した際に行方不明になりました。 まあ、アウチでしょうな。
日本に至っては、火星探査どころか、いまだH2Aロケットの失敗から 立ち直る糸口さえ見つけられそうにありません。 奇しくも19日、爆破したロケットの一部がフィリピン沖で発見された様です。
スペースシャトルの事故以来、耐えて来たNASAですよ。 ここで鬱憤を晴さない訳がありません。
失敗してる2カ国としては、素直に業績を認めますが、 ”そーっ”としておいて欲しかったハズです。
そこでホールインワン発言ですよ。
カチンと来るでしょう。
でも、全く反論できません。 いまやNASAの一人勝ちです。
なんともイヤラシイ攻撃なのでしょう。
そして今度は「サシミ」だ「スシ」だ「ワサビ地区」だぁ? もう、私には喧嘩売ってるとしか思えません。
おまけに 観察対象は3メートル離れた別の岩に変更になっただと。
ちなみに、観察対象になった岩は「アディロンダック」と命名。 「アディロンダック」の意味は、米先住民の言葉で「偉大なる岩」
「偉大なる岩」ですよ。
「さしみ」「すし」をやめて選んだのが、何で「偉大なる岩」なんですか?
もちろん、日本語じゃ無くて良いですけど、この落差はナンだ? せめて「ハンバーガー」か「コーラ」にでもしたらドウだ?
 これが「偉大なる岩」です
なんだか、素直にこのニュース喜べないんですよね。 考え過ぎですかね?
まあ、PCの壁紙はNASAから拝借しましたが・・・・
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