| 2003年10月24日(金) |
みのりの秋2(カメラ&撮影編) |
また姪のハナシですが、写真についてです。
今回、175枚の写真を撮りました。 ISO400 25枚撮り 3本 ISO800 25枚撮り 4本
これでもセーブしたんですよ(笑)
カメラは、いつものPenやOM−1ではありませんでした。 初めて購入したAF一眼レフです。
もちろんオークションで買いました。 レンズ付き2万円台で購入しました。 (新品定価15万のセットです)
一応、EOSです。
何で”一応”と言うかというと、ちょっとマイナーな機種なのです。 購入したのは EOS IX E と EF24-85mm F3.5-4.5 USM(シルバー)です。
カメラに詳しいヒト(逆に分かるかナ?)でも 聞いたことナイ機種ではないでしょうか。
このタイプのカメラは、コレ一代で無くなってしまいました。 (下位機種のIX50とニコンのプロネア600くらい)
発売は1996年10月。
(詳しくはこちら↓) http://www.canon.co.jp/Camera-muse/camera/1992-1996/data/1996_eos-ix-e.html
そのころ鳴り物入りで出てきた新写真システムを採用した一眼レフなのです。
そう、APS一眼なのです。
もうAPS自体が「?」ってカンジかもしれません。
とにかく、
マイナーで人気の無いカメラなのです。
なので、
中古市場が異常に安い。
でも、性能はソコソコなんですよ。
本体だけなら1万円しないでオークションに出ています。 (私のMF機、数十年前のOM−1より安いでやんの)
なので、前からこの機種は狙っていました。
何でかというと、このカメラ、セットで販売してたレンズがあるのです。 それがEF24-85mm F3.5-4.5 USM(シルバー)です。
このレンズ、レンズ単体だとオークションで3万円以上します。
なので、皆、カメラボディーとレンズを別売にします。 (又はショボイレンズをボディーに付けて、レンズは別売)
ですが、
時々、このセットで安く売るヒトが居るのです。
レンズの価値を知らないのか、メンドクサイのか、セットで出品します。 しかし、カメラボディーが人気がありませんので、落札されない。
そうすると、大半が値下げして再出品です。
ソコ!
ソコが狙い目です。
で、
入手しました。
さすがに最新機には敵わないのでしょうが、私には十分です。
で、
撮影のハナシ。
今回のターゲットは新生児です。 場所も病院だったりするので、大きな問題があるのです。
それは、
フラッシュが焚けない
これは、実は、大問題なのです。
初め、ISO400のフィルムを使いました。
これが、全然使い物になりません。 フラッシュさえ焚ければ、何の問題も無いのですが、 そんなコトしようモンなら、親族一同から犯罪者でも 見るような視線を一斉に浴びることになります。
”生まれたばかりの子供って目が見えないんじゃないの?”と 心の中で叫んでもどうにもなりません。
AFの補助光が顔に当たっただけで非難GOGOです。(泣)
ドラキュラじゃないんだから、大丈夫でしょ。
”こんなのでダメなら昼間どうするんだつーの”
やはり、心の中で叫びます。(笑)
しかし、ワイド端でも3.5のレンズでは蛍光灯下では苦しいモノがあります。
それでも、強制的にシャッターを切りますが、 笑ってしまうほどシャッター速度が落ちます。
結果。
写真がブレます。
ボケボケ写真の出来上がりです。
対策として、フィルムの感度を上げましたISO800です。 夜景やズーム対策のフィルムです。
効果はテキメン。
夜間や蛍光灯下でも、シャッタースピードは手ブレに耐える速度まで上がります。
しかし、
出来上がりを見ると絵が荒れています。 明らかに粒子が粗い。
引いた絵なら良いのでしょうが、赤ちゃんのアップです。 輪郭なんか見ると悲しいくらい荒れています。
さすがにISO400の方が綺麗です。
400でも、フラッシュ無しで室内撮影は可能です。 ただし、昼間の晴天時に自然光が十分に入る場合です。
こんなときはISO800フィルムは絵が荒れるだけで良い事はありません。
”場面場面でフィルム感度が変えられればなぁ”
そんなコトを思わずに居られません。
ニヤリ。
そんなときにAPSは便利なのです。 私のIX Eはフィルムの途中交換が可能なのです。 途中でフィルムを巻き取って、あとから続きが撮影可能なのです。 (コンパクトカメラではAPSでも出来ないものが多いです)
イエーイ。
ですが、この機能を使えたのは最後の2本だけでした。
なぜなら、生まれて2日で125枚も撮影しており。
”そろそろ、いい加減にセイ”と言う雰囲気が漂っていたのです。 そりゃ、現像代は親持ちだったりすしますからねぇ・・・
結局、現像で諭吉が2枚近く飛んだのではナイでしょうか。
はははは。
結論。
肌が綺麗に写るフィルターも赤ちゃん用フィルム(”ママ撮って”とかネ)も 新生児や出産時には役に立ちません。
そういうのは、もう少し大きくなってからですネ。
新生児の撮影時は晴天の自然光下を除き、800をオススメします。 いくら粒子が粗くっても、写って無きゃイミ無いモンねぇ。
あと、単焦点の明るいレンズ。
OM−1と1.8も持って行けば良かった・・・
ああ、後悔。
リベンジしてぇ。 だれか子供生まない?(笑)
あと、
意外と、デジカメが室内撮影に強いのが驚きでした。 コッチが格闘してるときに、フツーに撮影してて驚いた。 (機種によるのかもしれませんが・・・)
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