この部屋に住んで７年以上経ちますが、
近所の人とは全く交流が有りません。

正直、隣の人も知りません。

なのですが、今日（正確には昨夜カナ？）初めて
御近所さんが一同に会しました。

私は早々に寝てしまったのですが、夜中に大きな音がしました。

「キュキュー」

よくあるコトなんです。
ウチのアパートの交差点って大きな道では無いのですが
それなりに交通量が有って、その一方はカーブで見通しが悪い。
なのに結構なスピードで走ってるんです。
しょっちゅう、交差する道から出て来た人やクルマに驚いて
急ブレーキを掛けたりしてます。

なので”またかよ”って思った。

しかし、今回は続きが有りました。

「キュキュー、ガシャン、ズズズー、ドガン」

”ああ、やっちまったな”

事故ったうえに、ドコかにブチあたった様です。

「ズズズズズー」

何かを引きずる音。

「キャキャキャャー」

クルマが急発進する音。
走り去って行きます。

”ん？単独事故なのか？”

目が覚めると共に、自分の車も心配になりました。

”もしかしオレのクルマに当たってナイだろうな”

慌てて外に出ます。

見ると、路上に破片が散らばってます。
少し先には後部がグシャグシャになったクルマが止まってます。

どうも、もう一方の当事者は逃げたみたいです。

どうせ飲酒か何か後ろめたいコトでもあるのでしょう。

当てられた車は、後部を横から当てられ、その勢いで、
ウチの斜前の家の壁にブチ当たってしまったみたいです。
その家の住人は、盛んに「ウチのカベにぶつかった」と言っています。

「ブツかった」と言っても、「コスった」程度で、壁も崩れていません。
塗装が剥げたくらい、もしかしたらクルマの方の塗装が付いてる程度で
たいした事無さそう。
でも、ドライバー捕まえて「どうしてくれるんだ」って勢い。

”ひでえなぁ、今言わんでもイイのに、、、たいしたこと無さそうなのに”
と、集まった人たちからの白い視線に黙る。

ふと、我に帰り自分の車を確認。

状況的に自分の車に問題は無さそうだが、一応確認。
鳥の糞がバンパーに付いてて、一瞬「！」と思ったが、何ともなさそう。

出て来たヤジ馬（オレも含めて）を見回して気が付いた。

こういう人達が周りに住んでるのか

初めて近所の人を見た。
こんなコトでも無いと近所の人って見ないんだな。

”都会（そうでもナイけど）って恐いなぁ”と思った。

それ以上に、警察が来るのに３０分以上掛かってるのがオドロイタ。
家に入ってから、忘れた頃に来た。

遅すぎる。

警察は人が死ぬか、権力者の依頼しか迅速に動かない。
やっぱ警察は信用できない。