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最終更新日:2001.08.08
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1. MAHIKARI - Search For The Truth 真光 − 真実を求めて
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注: これは、アメリカ在住のディーン&ジーン・ローガン夫妻が、○○真光に出会ってからやめるまでの体験を綴ったものです。真光の教義に疑問を持ちつつも、手かざしに魅力を感じて教団から離れられない方も多いと思います。そういう方たちを勇気づけてくれる体験談です。
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真光は1959年に日本の軍需工場経営者だった岡田良一(よしかず)氏によって創設されました。彼が主張するには、彼は神から「あるメッセンジャー役の神」を通して啓示(神示)を受けたといいます。岡田氏はまた、神からメシア(救世主)に選ばれたといいます。この神示において、彼は来るべき世界についての神の計画を与えられたといいます。同時に、負のカルマ(罪)を取り除き、毒を取り除き、癒しを行うとされるあるユニークな霊的浄化法に関して、指示を受けたといいます。
1959年より、この組織は世界に広がっていきました。組み手さん(信者)は御み霊(おみたま)と呼ばれるペンダントを与えられ、それによって現在の指導者と霊的につながり、故岡田良一氏の霊を通して神とつながるとされています。そして、「光を与える」という、霊的浄化を行うことができるとされます。組み手さんたちは、このつながりを保つために月々の料金を支払い、もしその支払いを怠ったり、御み霊を落としたりすると、神と繋がった霊的なコード(霊線)が切れると教えられます。組み手さんたちは、この御み霊がないと、「光を与える」ことが出来ないと教えられます。
私たち夫婦が最初に真光について耳にしたのは1987年、テレビの小さな特集からでした。最初は非常に疑っていましたが、私たちはその"癒しの業"に強く惹きつけられました。毎月25ドルの御奉納と月並み祭に参加することを含む同意書にサインして、 1993年に120ドルを払って入信しました。 真光の教義に不安を感じながらも、健康上の問題が改善されるにつれて、疑う気持ちは頭の隅に追いやられていきました。
ある時、私たちが所有しているノースカロライナのブルーリッジマウンテンにある土地をめぐって真光の幹部から話を持ちかけられました。 それは"すこしでも肥沃な土地があるなら、陽光農園をやってみないか?"という提案でした。そして日本に行き、陽光農園での研修をかねた御奉仕や、主座での秋季大祭への参拝が許されることになったのです。日本に来てその間、私たちは、通りを行進する真光隊を見学する機会があったですが、それはまるでナチスドイツの軍隊行進のようでした。私たちの来日グループの間では、それがナチスのパレードに似ている、という一致した感想でした。
"どうしてナチスのようなひどい組織の真似をさせるのだろう"とグループ全員が困惑しました。それから総本山にスワスチカ(カギ十字)のマークが飾ってあることにも不安を感じてしまいました。"スワスチカはナチス以前から存在する古代のシンボルである"という説明のをうけて結局私たちグループは不安を頭の片隅に追いやり、帰国の途につきました。
組み手さん達の関心が集まれば私たち夫婦は土地の一部を陽光農園のために御奉納するつもりでした。真光隊の若者達や組み手さん達が、準備のために手伝いに来てくれることに期待に胸を膨らませました。 ところが、私たちはあることに気がつき、大変な不安を感じ始めたのです。幹部や御役者達は徹底的に若者達を統制していたことです。 ある時、みんなで農園の小道を掃除していたときのことですが、ある若い女性に"水を飲みませんか?"と誘ったところ、"幹部の許可がなければ、水を飲むことはおろか、何をするのも許されていません"と断られてしまったのです。彼らの間では素直さが強調され、個人の考え方というものは否定されていました。 これらいくつかの統制的された現状を見て不安を感じたため、私たち夫婦は、教団による農園の指導を断ることにしたのです。
そしてそれらの精神的統制は時に、組み手の私生活にまで及びました。道場のある夫婦が、結婚生活相談所(結婚生活において有意義なコミニュケーション方法を週末に勉強する)に通いたい旨を幹部に相談したところ、一方的に"行ってはいけない"という指導をされてしまったのです。もしそこに通っていたら、その夫婦の生活は改善されていたかもしれません。そのご夫婦は今は別れてしまいましたが・・・・とにかく、組み手の間では幹部は神様の代理である、幹部の指導は神様から直接下されるものである、と信じ込まれていました。
そして私たち夫婦の疑念が大きくなったのは、ジーンが同僚から世界宗教百科を見せてもらったときでした。そこには岡田光玉氏が、かつてS界救S教というやはり手かざしをする教団の信者であったことが書かれていたのです。 これは彼が1959年に最初に聞いた"手をかざせ"という神示と矛盾しています。実際には彼はそれよりもずっと前からこの手かざしという業を実践していたことになるのですから。また、この宗教百科によれば、S界救S教の創始者である岡田茂吉氏もやはり1926年に神示を受けていることが紹介されていました。
私たちはカリフォルニア地区の浄霊センターに話を聞きに行きました。そして、トップの幹部さんから、岡田光玉氏が実際に日本の支部で、信者として何年か在籍していたことを知らされたのです。そこで頂いた浄霊のパンフレットには、真光と同じような作法で信者の方が手をかざしている様子が紹介されていました。教義も本当によく似ています。それでも自分たちが教団から受けている洗脳が効果的に作用していたためでしょうか、結局それをしばらくの間、自己流に解釈して忘れることにつとめたのです。しかしこの矛盾は心の片隅から消えることはありませんでした。私たちはこの情報を自分たちだけの秘密にしておきました。何故なら教団は他の宗教の本は読まないように組み手には促していましたし、組み手同士で疑わしい行為があった場合は、幹部に報告するように言われていたからです。
それからしばらくして、私たちはバーバラ・ブレナンの"光の手"という本に巡り会いました。この本には手かざしが何故効果があるのか?その答えがあったのです。私たちはそのときに、神はこの力をすべての人間に与えてくださったことを理解し始めました。多くの宗教団体はこの力へ導くために、いろんな技術を使っているだけです。特に真光教団では、"神の光"は日本の教え主から御み霊を通じて与えられ、もし教え主が死ねば光も頂けなると研修会で説いているのです。
そのときには未だに教団からのマインドコントロールを被っていたわけですが、内心では疑いの気持ちが次々に沸き上がっていました。数ヶ月後、マイアミの浄霊センターに行き、岡田茂吉氏の自伝"光は東方より�機Ν�"、そして教義についての本"天国の礎"、計三冊を購入したのです。"光は東方より"によれば、御み霊のようなペンダントも、掛け軸の御神体も、無農薬農法も、元々はS界救S教の創始者である岡田茂吉氏が考え出したものであることが記されていました。救世教の教義は驚くほど真光のそれに似ていました。実際に受けてみた浄霊の作法も、真光の業によく似ていました。
そのころには次第に教団とは距離を置くようになっていきましたが、洗脳が強かったためか、完全に教団を辞めることはできませんでした。そして、○○真光の元上級幹部、ゲーリー・グリーンウッド氏が書いた本、"All The Emperor's Men"のコピーを手に入れたのはそのころでした。これを読むことによってパズルがすべて合わさるかのように理解ができました。ゲーリーの調査は徹底したもので、私たち夫婦には少しの疑問も残りませんでした。しかし、せっかく他の組み手さん達にこの本の内容を知らせてあげても、残念ながら無駄になるケースが少なくありませんでした。一部の組み手さん達はこの本の内容をひたすらあら探しして、結局著者を信用しようとしません。教団で受けた洗脳のためか、教義上の明らかな矛盾を直視できずに、ひたすら自分の体験と本の内容にある些細な違いにばかり目をやってしまうのです。
元幹部、グリーンウッド氏の本を読んでからしばらくして、私たちはマイアミにある浄霊センターにもう一度足を運びました。そして自分たちが最近、教団で体験したことや、もう真光をやめる決心であることなどを救世教の幹部に相談したのです。もちろんその幹部は、ゲーリーの名前もきいたことなどないでしょうし、彼の本も読んだことがないはずです。救世教の幹部たちは、他人や自分の組織の悪口を言わないように教団で教えられているのですが、それでも質問には常に正直に答えてくれます。私たちは率直なところを質問してみました。"Was Yoshikazu Okada a minister in SKK?"(岡田光玉氏は救世教の幹部だったのですか?)という私たちの問に、幹部は"Yes, he was."(ええ、そうでした。)と答え、さらにセクハラ騒動で罷免されたかどうか、という質問にも、"Yes."とうなずきながらその幹部は答えたのです。さらに現教え主、岡田恵珠女史はその当時、光玉氏の愛人だったのか、という質問に対してもその幹部からは、うなずきながら"Yes."(はい。)という答えが返ってきたのです。(3.崩壊しつつある真光の基礎、参照)
教団幹部としてゲーリー・グリーンウッド氏が真光の御教えについて語ったときには多くの組み手さんたちがその言葉を信じた、にもかかわらず、今度は教団の嘘を知り尽くした元幹部としてみんなを助けようと手を差し伸べている彼の話を、多くの組み手さん達が聞こうとしないのは不思議なことです。御教えに従えない組み手は"霊障にやられている"などという烙印を押されてしまいます、しかし教団組織が組み手の生活を統制しようとしたり、あれは読んではいけない、これを読めなどと命令したりすることや、幹部の指導なしに組み手自身の決断をさせないようにしていることこそ霊的におかしいのではないのでしょうか? 私たちは自分自身の中に道を見いださなくてはいけません。答えはすべてそこにあります。本当に参加する価値がある宗教というのは何かに依存することではなく、自分自身を強くしてくれることを教えてくれるはずです。
何が真実かを探し求める組み手さん達は,"All The Emperor's Men"の中にその答えを見いだすことができるはずです。彼の調査が正確であることが分かると思います。前述したS界救S教の本や、スティーブ・ハッサン氏の"マインドコントロールの恐怖"という本も役に立つはずです。マインドコントロールについての本を読んだ後で岡田光玉の神示、"御聖言"を今一度読んでみてください。一歩退いた視点から、探求心を持って慎重に目を通していくと、この"神示"が人間の存在そのものを繰り返し繰り返し批判しながら、その一方で批判主義そのものが罪であると裁いていることに気がつくはずです。そこには常に人知に対して否定的な言及がなされ、神の御心のみが素晴らしいと説かれていますが、神の御心を持つのは誰なのでしょうか?(考えてみてください、私たち人間はそれぞれが皆尊いのです。神は我々すべてに神性を与えて下さったのです)。多くの文章で真光の組み手が選民であるかのように言い含めながらエゴにつけ込むのは、カルトの指導者に共通したやり方です。また、恐怖や罪悪感を煽る表現があちこちにありますが、これも信者を統制するために自称"メシア"がよく使う論法の一つなのです。"御聖言"の文章は陰険で荒削りな文章で満ちています。またはどうにも解釈のできる、意味をなさないものばかりで、霊層が昇華していない組み手は理解できないとまで言われているのです。皆さんはあれが本当に神の言葉だと心から信じることができますか?(5.御聖言−警世の書− 参照)
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