彩紀の戯言
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| 2002年07月03日(水) |
酒が飲めない男、酒を飲みたい女。 |
何度も戯言に書いているが、私はお酒が大好きだ。 ザルではないが、女性としてはかなり飲める方だと思う。 上には上がいるので、何とも言えないけどピールならキャパはジョッキ5杯。 所要時間は約3時間。これを超えるとペースが落ちるので比例していくわけではない。
めちゃくちゃ飲める人はワイン1本とか1升ビンをへっちゃらで飲み、単位すら違う。 ビールはアルコール度数も低いので、肝機能より腎臓の機能が人より優れていたりして。 ビール好きは何度もトイレに行く。リバースしてるわけじゃないぞ。
コレに反して。『家族の者』はまったく飲めない。 何度でも書く。飲まないのではなく「飲めない」のだ。
250mlの「すりおろしリンゴ(アルコール入り)」1本で頭が痛くなり コテンと寝てしまうような肝臓の持ち主。 健康診断のなんとかGTPとかいうような数値がなぜか私より高い。 飲まないのに・・・。
この逆転現象?にはそれなりに良いことがある。 何と言っても(コトバは悪いが)お抱え運転手になってくれること。 飲めない人を居酒屋に連れていく私もどうかと思うが、 楽しい雰囲気は好きらしいのでときどき実行。 ただし、2時間が限界。五月蝿いのはダメらしい。(私のことではない・・・と思う)
私だけが飲み行くとき(もちろん、行くさ!)も駅まで迎えに来て貰う。 電車の駅は車で10分。こういうときイナカってイヤだ。
しかし。良いことばかりではない。 居酒屋でビールとウーロン茶は必ず逆に置かれる。 「ビールのお客様は?」と聞かれることはほとんどない。
そりゃ、そうだろう。 まぁ、聞かれたら聞かれたで、答えるにもけっこう恥ずかしいものがあるのだが。 小さく手を挙げる人。
たぶん『家族の者』は逆に悲しく思ってることだろう。 ぐい飲みで冷酒を飲むのが夢だったらしいから。 たぶん・・・いや、ぜったいに叶わない夢だと思うのだが。
最近、この逆転現象の欠点にさらに気づいてしまった。 飲まない人には夕食をほとんど同時に食卓に出すことが必要。
そうしなければイケナイという法はないのだけれど 「コレで軽く1杯やってて」なんていうのはぜったいに不可能。
当然のように初めからご飯を食べるし、温かいモノは温かいウチに、が信条だし。 だいたいお酒を飲まない人は食事のペースが速いから 食卓にバラバラと出されると間が空いてしまうらしい。
私は料理の要領があまりよくないようで、同時に2つのコンロを使うのが精一杯。 レンジはともかくグリルが加わると、もうてんやわんや。 ちょっと手がかかる料理が一つでもある場合は・・・さながら格闘技。
酒飲みのダンナ様がいる場合、だらだら食べてるからちっとも片づけができない、 という声も聞くのだけれど、酒が飲めない男にあっという間に食事を終えられて 私のために残されたおかずをおつまみにしながらグビグビやってる女もかなり虚しい。
じゃぁ、飲むなよ・・・。
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