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2002年09月20日(金) 半年が経った

研修が終わると渋谷へ繰り出し、
この日がBunkamuraでの上映最終日となる
映画「エトワール」を観に行った。
最終回ということもあって通路は立ち見客で一杯。

おそらくは一人では見に行くことは無かったと思うが、
フラメンコをやっている大学時代の友人から誘われた。
「エトワール」はドキュメンタリータッチでパリ・オペラ座
のダンサーたちを追ってゆく作品で、誘った彼女は、
形やスタイルは違えど同じ「ダンサー」として作品に
興味があったとのこと。

トップダンサーたちによるバレエに対する思いはさまざまだが、
そのインタビューの端々から感じたのは、
それが身を賭すに値する価値のあるモノであるということ。

この日、卒業式のときに取った写真をもらった。
僕は元来写真写りが悪いのだが(元が悪いのは勿論認めるが)
自分で言うのもなんだけど、その写真の僕は奇跡的に珍しく
まともな表情をしていて、僕はその写真を気に入った。
人のカメラに残った写真が良かったのはなんだか嬉しかった。

2ヶ月ぶりの再会。
会うたびに立ち居振る舞いが大人びてゆき
洗練されていくのがわかる。
一方で僕はこの半年間いったい何をしてきたのだろう?
どう変われたというのだろう。

もう、半年が経った。


おじゅん |MAILHomePage

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