エンターテイメント日誌

2006年02月13日(月) B級映画の鏡 <スキージャンプ・ペア>

映画スキージャンプ・ペアは出色のB級映画である。この下らないまでの面白さは、予備知識なしで観るに越したことはないので余計なことは書かない。兎に角頭を真っ白にして観ろ。それだけだ。

それでも少しだけコメントするなら、競技の場面では実写からテレビ・ゲーム程度のチープなCGに切り替わるのだが、今の技術ならもっとリアルに描けるはずだ。しかしそれを敢えてしないところが「B映画(B-Pictures)」の神髄なんだろうな。この作者は確信犯である。実に清々しい。評価はB+である。

筆者の考える面白いB級映画の定義はこうだ。

1.低予算映画である。(いわゆる昔のプログラムピクチャーがこれに相当するが最近ではインディーズ《独立系》映画が中心となっている)
2.有名な役者は出ていなくても、面白い映画を撮ろうという活動屋の心意気がある。しばしば「面白い」を通り越して「馬鹿馬鹿しい」領域に達する。
3.メジャー系では表現出来ないキラリと光る個性がある。ユニークな映画。しかし映画賞とは無縁である。

それでは筆者が特にお勧めする由緒正しいB級映画10選を順不同でご紹介しよう。

・鴛鴦歌合戦
・怪猫有馬御殿
・あこがれ(内藤洋子主演。F・トリュフォー監督の「あこがれ」にも置換可)
・殺しの烙印(「けんかえれじい」「野獣の青春」と置換可)
・彼のオートバイ、彼女の島
・サマータイムマシン・ブルース
・恐怖の振子(あるいは「アッシャー家の惨劇」「白い肌に狂う鞭」に置換可)
・ある日どこかで
・オール・オブ・ミー(「ペテン師と詐欺師/騙されてリビエラ」に置換可)
・ズーランダー
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雅哉 [MAIL] [HOMEPAGE]