エンターテイメント日誌

2001年03月27日(火) 宴(オスカー・ナイト)のあと

アカデミー賞授賞式が終わった。僕の予想は本命のみで作品・主演女優・主演男優・助演男優・脚色・音響・音響効果・視覚効果・作曲・主題歌・メーキャップ・外国語映画の各賞、計12部門的中したことになる。対抗まで含めると17部門。まずまずといったところか。結局、「グラディエーター」5部門、「グリーン・デスティニー」「トラフィック」がそれぞれ4部門受賞し、これも予想圏内に落ち着いた。

司会のスティーブ・マーティンが意外におとなし目で、彼の得意とする唄やダンスの披露もなく、少々物足りなかった。
ジュリア・ロバーツは好きではないが、彼女の手放しの喜びようは、見ていて嫌な感じはしなかった。
ラッセル・クロウ、やっぱり渋く決めてみせてくれた。初受賞、心からおめでとう。でも本当は、彼の魅力は「グラディエーター」よりも「L.A.コンフィデンシャル」の方が良く引き出されていると想う。
印象的だったのは脚本賞を獲ったキャメロン・クロウがビリー・ワイルダーに感謝の言葉を贈っていたことや、イタリア人の大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスが映画の製作者達に向け「若い監督の起用を怖れるな。彼らが映画の未来を切り開いていくのだ。」とスピーチしていたことなどだった。


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雅哉 [MAIL] [HOMEPAGE]