そよ日暮らし の そよふぉとノート
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2005年03月10日(木)  【題詠マラソン2005】参加作品 08〜15 & 過去ログ【20】より







008:鞄

彼の人の鞄のなかの一等地そこに在るべき雪の玉水


 
009:眠

こだはりのなさそうな雪しんしんとしんしんと泣く君を眠らす



010:線路

線路沿い見送るやうにびつしりと彼の花の黄(きい)揺れるどこまで



011:都

なまえだけ先に覚えた花でした�狹塰困讚瓩鉢猝淤坐隲瓩�



012:メガホン

メガホンを向けると角を直角に曲がつて逃げる小鳥 ごめんね



013:焦

焦点があうまで呼吸とめている 過不足のない今をとどめる



014:主義

むづかしい言葉で言へば刹那主義 いま いま いま が つくる永遠



015:友
とまどひを身ぐるみ剥いでゆく吹雪ふぶき地ふぶき友だちとして



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以下、題詠マラソン2005会場より、お借りしてきた短歌です。

このあと、すこぉしずつ、皆さんの歌を読ませていただき、
短歌のお勉強をさせていただきたく
おそるおそる始めてみます。

ランダムですし、
文法も作法もなにもわからないまますすみます。

失礼がありましたら、どうぞご指摘くださいね。

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 過去ログ【20】より。
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[3971] 028母 西中眞二郎 2005年03月07日 (月) 11時15分
いったんは母に供えし酒少し飲みてそろそろ眠らんとする

*

音の流れがとても好きです。
そしてもちろんしずかな夜の風景も。



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[3927] 011:都 鈴木英子 2005年03月07日 (月) 09時33分
  大学短歌研究会の頃
そのひとにここは都でなかりけん春を書き置き残し去りたり

*

「はるをかきおきのこしさりたり」 という音がとても好きで
何度も音読してみました。

繰り返し、声に出して読むうちに、
この下二句だけで、いろいろな物語が生まれてしまいました。
(わたしのつたない頭の中に。)



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[3909] 002:色 ひぐらしひなつ 2005年03月07日 (月) 02時14分
冬の陽に色をほどこすさみしさで階段に置くきみのevian

*

そのさみしさに捉まって、ずいぶん長くみつめていました。

evianの置かれたあとの階段にたゆたうものを思い描いていたのです。

*

漢字の持つ強引さについて、いつもいつも考えあぐねてしまうのですが、
「ほどこす」と「施す」では、ずいぶんちがうニュアンスの、
まるでまったくちがう行いかもしれず。

「冬の陽に色をほどこすさみしさで」
うん。とても好きなものでした。








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