■「らもはだ」最終回■ 2004年09月11日(土)
中島らもさんのトークイベントへ行ってきました。
もちろんらもさんは不在なので今回で最終回です。
らもさんの本は好きだけど「らもはだ」へは大槻さんがゲストの時にしか行った事の無い私だったので(今回も大槻さんがゲストなのです。)、ほんとに自分が行っていいのかなとか思いつつ、前売り券は買わず立ち見覚悟で当日券で。
結局端の方だったけど座って観れました。

あまり嬉しがって詳しくレポするのもなんだかなって感じなので自分的に印象に残った所だけピックアップ。

らもさんと仲の良い人達をゲストに呼んでそれぞれ歌を歌ってくれたり、思い出話を聞かせてくれたりしました。
松尾貴志さんのらもさんのモノマネは激似。
思い出話と言うより笑ってしまうお話がほとんどでした。
らもさんってしょっちゅうこけてる人だったようです(笑)。
でも本人は認めないの。「そこにらもさんのダンディズムがあるんだろうね。」とか言われてました。
10月から公開のらもさん原作の映画「お父さんのバックドロップ」に主演の宇梶剛士さんも来て下さいました。
もう15年くらい前かららもさんと親しかったそうです。
映画の出来にとても満足していたらもさんはスタッフに長い手紙を書いたそうです。
特に子役の下田一雄くんへは「天使のようだ」と大絶賛されていたそうです。
それに対し宇梶さんへは「本筋を離れてなかった。」と、簡単なコメントだったそう(笑)。
とても良い映画なので是非観に来て下さい。僕も本筋を離れてない演技してますから(笑)。とのことでした。

あとは藤谷文子さんの朗読があったりしました。らもさんのレア作品。
最後のゲストは大槻さん。
アンプラグド形式で歌を歌ってくれました。セットリストは
・きっとらもさんは妖怪だったに違いないってことで「妖怪にご用心」
・らもさんと何度かライブで一緒に歌った「プカプカ」
・「ボブディランの曲@中島らも(勝手に)作詞バージョン」
・10月のらもさんの追悼ライブでおそらくかまやつさんが歌ってくれるに違いないってことで「やつらの足音のバラード」
でした。
途中で歌詞を間違えたわけでもないのに歌えなくなってしまったので「どうしたんだろう?」と思って見ていたらちょっとグッときている様子でした。
涙をこぼしたりはしなかったのですが、お客さんの前でこんなに大槻さんが素になるとは思っていなかったのでびっくり。
会場入りも1番だったそう。

最後に毎回このイベントを企画していた雑誌「ダ・ヴィンチ」の編集部の方の御挨拶。
エンディングはいつも「らもはだ」の最後に歌っていたらもさん作詞作曲の「いいんだぜ」をらもさん自身が弾き語っているVTRで。
VTRに合わせて楽屋から大合唱が聞こえてきました。
誰よりも出演者の方達が1番楽しんでる(?)んだね〜。
この袋の中に楽譜が入っています。
そしてこの「いいんだぜ」のらもさんが書いた楽譜のコピーを戴いてイベントは終了しました。
この楽譜はここに来た人達に感謝の気持ちを込めてってことで特別に印刷して下さったそうです。
とても良いイベントでした。
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