東京の片隅から
目次|きのう|あした
科博で宝石展。 前半の地学的見地からの鉱石展と後半の美術品としての宝石展のギャップが激しい。 個人的には断然前半派だが、後半の美術工芸品としての美しさはやはり素晴らしい。あれをフルセットで身につけたら肩がこりそうだな・・・と思うが、照明が 今ほど明るくない時代、あのボリュームが必要だったのだろう。あちらの人はみんな背もあるし胸板も厚いので、石が大きいほうが映えるだろうな、と思う。 指輪も時代が下るに従ってカット研磨技術が洗練され、「石」から「宝石」になっていくのがよくわかる。 あと入ってすぐの巨大な鉱石群が素晴らしく、専門的な説明も多い。 文字が多いので列の進みは遅いが、日時指定制なのでそれほどの混雑はなく、説明をじっくり読めるのはよかった。 あとラベルを見て「宝石の国」を思い出すか「セーラームーン」を思い出すかで年齢がばれる。
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