沼野充義編「東欧怪談集」読了。なんというか、土のにおいがする作品ばかり。春の雪が解けかけで泥っぽい、そういう感じ。ヤン・シュヴァイクマイエルのアニメーションとか、東欧の映画もそんな感じだったな、と思う。そういう風土なのだろう。ポーランドなど北のほうへ行くとだと土のにおいが薄れるのが面白いところ。