東京の片隅から
目次きのうあした


2021年10月13日(水) 「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」

川上和人「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」読了。
「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」を先に読んだが、こちらの方が早く出版されたからか、恐竜という本来のフィールでないものについて書いたからなのか、ちょっと文章が硬めというか真面目な気がする。注釈があちこちに入っているが、地学の基礎知識がないとわかりにくいかもしれない。
自分が子どもの頃は図鑑の恐竜はゴジラの着ぐるみというかカンガルーというか、直立2足歩行で尾は地面についているものだったけど、今はちゃんと尾が上がってるし上半身は前傾姿勢だ。知識がアップデートできるのは助かる。

しかしセンセイ、恐竜の頭と尾のバランスを語るのにハーレーとビューエルを持ち出されても、普通の人はわからないと思います(苦笑)我が家にはあるけど。ハーレーはかろうじてあのふんぞり返って乗るバイクというイメージがあるだろうけど、ビューエルは初めて聞く人がほとんどじゃなかろうか。まだホンダやカワサキならともかく、ハーレーとビューエルの関係を知らないとなぜ並列するのかがわからないだろうし。


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