東京の片隅から
目次|きのう|あした
西武園ゆうえんちのリニューアルで昭和の商店街を模したエリアを作ったらしい。 取材した記者の年齢層的に、「懐かしい昭和の風景」的な好意的な記事が多いのだが、実際に商店街のど真ん中で生まれ育った身からすると、裏側の胃が痛くなるようなところばかり思い出されてしまうのであった。私はあそこでは楽しめないかもしれない。 いや、実際大変よ? 一カ所だけひいきにできないから同じ業種が複数あったら買い物先を分けたり、商店街の外で買って帰ったときはその店の前を通らないようにするとかせめて見えないようにするとか、いろいろ気配りするのよ?買い物しない店でも目が合ったら挨拶よ?家と店が直結しているから家族まるごと普段の生活態度が店の評判に直結するのよ?知り合いの店の前を通ると「あら○○ちゃんどこ行くの?」と聞かれるのよ? あの窮屈さはそこにいた人間にしかわからないと思う。
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