東京の片隅から
目次|きのう|あした
今日のGoogleのロゴ、なんだか東洋風だなぁと思ったのだが、「楠瀬喜多」さんという明治時代の婦人参政権運動家を記念したものだったらしい。 日本のはずだが衣装や風景が東洋ごちゃ混ぜ(苦笑)頭巾はありなんだけど、着物の袷は逆だし、モブ女性の髪型や衣装はそこはかとなく古代中国風。家も丸太の屋根でまるでログハウス。 Googleの説明ページでの「アーリーコンセプト」では、写真から描き起こしたとおぼしき女性の肖像イラストや高知城がちゃんと描かれているのだが、完成形はは「ぼくのそうぞうするニッポン」的な仕上がりに。どうしてこうなった。写真が残っている時代でこれはひどい。 目の前の箱or板で調べなかったんだろうか。 描いた人の名前でググると「ニュースを聞いてすぐDoodle作ったよ!」的な記事が出てくるので、仕事は早いのだろうが中身は雑なんだな。多文化に対しての敬意が薄い。っていうか、最初から最後まで一人で作業しているわけじゃないだろうに、誰も指摘しなかったんですかねぇ?
余談。数日後に見たら、着物の袷だけこっそり修正された模様。
|