東京の片隅から
目次きのうあした


2019年05月18日(土) さよならベルマーク

今年から、ベルマークの回収をやめることになった。
ベルマークだけでなく、牛乳パックとプリンターのインクカートリッジの回収も中止することになる。
今集まって残っているものの処理は前年度の係の人が手配してくれるそうで、どこかに寄付したり譲渡することになるだろう、とのこと。
回収はともかく、集計して発送する手間と時間がもらえる物品ともう見合わないんだろうな、と思う。
同じ係が担当する他の行事も休止する。休止といってもいきなり全廃するとカドが立つので便宜上九紙としただけらしく、誰かよほど熱心な人が再開を呼びかけない限り、このまま廃止になるだろう。

これで、PTAに残った仕事は大きく4つ。
学校まつり、行事手伝い、広報誌発行、地域関連。
あと一つ、卒対はあるが、6年生だけなので、ほとんど関係ない。
学校まつりは一般会員にわかりやすく子ども向けだし地域全体どこの学校でもやっているのでこのまま継続されると思う。宗教上の理由で神社のお祭りに行きづらい家庭もあるけど(私が小学生の時、同級生でいた)、学校行事なら参加できるだろう。準備は大変だけど、こういう文化祭的な事が好きな人は一定数いるのと、当日だけの店番や調理係は一般会員から募集すると手が上がる。ただ、今年は学校スケジュールの関係上(10連休のしわ寄せがここにも!)、規模を縮小することとなった。
行事手伝いは運動会の設営や学校公開の受付・見回りなど。学校側が行事の度ボランティアを募集するという方法もあると思うが、今のところPTAが仕切る形。これも募集をかけるとそれなりに手が上がるので、これもまぁ別に残ってもいいかな、と。
広報誌発行も記事は決まっているし、写真を撮る人・記事を集める人・編集する人などで分担すれば、年数回の発行は負担が少ない。もっともそもそも広報紙が必要かという話はあり、他校ではホームページでの公開のみに切り替えたところもあるので、印刷の必要性に関しては今後の課題だと思う。
問題は地域関連。お祭りの時の見回りはいい。子どもが実際にお世話になっている。サークルの統括もまぁしかたない。普段のサークル運営にはノータッチだけど、交流試合や保険などの窓口になる団体は必要だ。それ以外の、中学校学区グループのあれこれや町内会とのあれこれ。これが難関。「あれこれ」が見えないのである。そして現在町内会の中核はかつてのサラリーマン+専業主婦世帯にどっぷり浸かったご老人なので、PTAは未だに暇な専業主婦の集まりだと思われている節がある。まずはその認識をアップデートしてもらうところからなんだろうなぁ(溜息)自分たちだけの行事は簡素化できるが、他所が絡むとなかなか難しい。

結局、PTAの負担を減らします、となった場合、一般会員の負担は減るけど、本部の負担はあまり減らないのだな。むしろ執行部などの一部の人に負担が重くなり、不公平感が増すという問題が発生する。


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