東京の片隅から
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2019年01月13日(日) |
生誕100年 歿後20年 相原求一朗の軌跡 −大地への挑戦− |
年末に放送していた「日曜美術館」で見て気になっていた相原求一朗の展覧会を川越市立美術館に見に行った。 独りで川越までふらりと行くつもりだったのだが、まーさんと子どもも一緒に行くことになり、車で出かける。埼玉横断は結構遠い。 美術館から近い町外れのJAの駐車場に車を止め、しばし別行動。
相原氏は川越の人で、家業の傍ら北海道の山の絵を主に描いていた画家らしい。 といっても生涯それ一辺倒ではなく、国内外の街の絵や戦時中派兵された満州からの絵手紙なども展示されている。 スケッチ旅行の際の撮影映像なども流れていた。バスからの風景、駅の駅名標やバスの行き先表示などを入れ込んでどこの映像かわかるようにしてあるあたり、几帳面な人だったのだろうと思う。家業の関係か、映像は冬ばかり。 絵のタッチは塗り重ねると言うよりも重ねた絵の具を剥ぎ取っていくもの。厳しい、というのが絵から受けた印象だった。
絵を見た後まーさんと子どもと合流したのだが、川越は人だらけだった。聞いてはいたが、想像以上の人出。これは暮らす人は大変だ・・・。 道が細く街を迂回する道路も乏しいので、車も多い。車歩道分離されていない場所も多く、なかなか気軽に歩くのは難しかった。まーさんによると、川越周辺は市街地を迂回する道路がないのが欠点だとか。 それでもせっかくなので菓子屋横町で駄菓子を買い、JAの直売所で野菜などいろいろ買い込んで帰宅。
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