東京の片隅から
目次きのうあした


2018年11月27日(火) フランス杯感想

グランプリシリーズ最終戦、フランス杯。

ネイサン・チェンは流石。毎回見ていて思うんだけど、音楽への乗り方というかリズムのとらえ方のレベルが違うんだよなぁ。もともとシニアデビューの年からジャンプだけでなく表現も上手いなぁと思っていたけど、両方とも毎シーズングレードアップしているのは流石。
金博洋は今シーズン苦戦したなぁ。今大会はビザが下りずに到着がギリギリになったらしいので、そういうところも影響しているのだとは思う。北京にピークを合わせてくるだろうから、今年はチャレンジの年なのかなぁ。
ジェイソンも良かった。フリー最後のステップは見入ったし、バレエジャンプも高くてすごい。しかし短髪は未だに見慣れない・・・

紀平はジャンプの難易度を下げても勝つのは流石。ミスを最小限にとどめるのはクレバーだなぁと思う。
三原は上手く切り替えできたのかな。全日本に期待か。
メドヴェージェワには厳しいシーズンだった。ショートは悪くなかったけどなぁ。基礎からやり直しているらしいので、来シーズンに期待か。
テネルは去年よりもさらに身体を絞ってきた感じが、プログラムよりも気になった。ゴールドの二の舞にならなければいいんだけど。
本田は前戦よりは良かったと思う。軽やかなのは彼女の長所だけど引っかかりがなくて見た後あまり記憶に残らない感じなので、動きにもっとメリハリがつくといいのかなぁ。
トゥベリーゼの生徒みたいに極端に演劇的にならなくてもいいと思うんだけど、トップ選手はやはり緩急の付け方というか溜めと解放が上手いように思う。


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