東京の片隅から
目次|きのう|あした
子どもが友達関係で少し愚痴っていたので、いつも100%ぴったり合う友だちはたぶん存在しないこと、もめそうだったらその日は少し離れてみるのもあり、どうしても仲良くなれない子だったらそれはしかたないよ、でも喧嘩はやめようね、という話をした。 「子どもはいつでも元気!みんなといつも仲良く!」主義の義父は渋い顔をしていたけど、これから人間関係はだんだん難しくなる。「いつもみんなで仲良くいっしょ」は自己満足の場合もあって、周囲が我慢して合わせてくれているだけかもしれない。友だちと仲良くすることは大切だけど、人にべったり依存しないこと、独りを恐れないこと、時と場合に応じて距離を測ることも、身につけて欲しいと思う。それは仲良くすることと対立しない。
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