東京の片隅から
目次|きのう|あした


2010年08月02日(月) 葬儀

今日葬儀が終わった。

90歳を超えていたので、世間的には大往生なのかもしれないが、今年の正月はまだ元気で大トロなんかパクパク食べていたので、やはり唐突な感じも否めず。
ゴールデンウィークに胃ガンが見つかり、余命3ヶ月の診断の中で、普通、老人のガンは進行が遅い印象があるが、祖母の場合は進行性のもので、最低限の治療で自宅闘病生活を送っていた。
発見が遅かったというよりも進行が急だったし、それまで入院もしたことがないくらいの健康体だったので、まさかガンになるとは思わなかった、というのが家族の感想。確かにうちの家系でガンが死亡原因の人間はいない。
自宅介護も何年もとなると介護する側にも疲労が出てくるのだろうが、介護した母にとっては無我夢中の2カ月(入院が一月あったので実質1ヶ月)だったと思う。

いろいろ考えることはあるが、自宅で最期を迎えられたこと、最期の数日以外は痛みもなく食事も摂れていたこと、曾孫を見せられた(間に合った)ことは良かったのかなと。

祖母の兄弟はまだ皆存命だが、この陽気なので、子どもと孫だけで送った。涼しくなったら改めて会を開くつもりらしい。

家の中がガランとしていて、なんとなく寂寥感が。もともと住み込みの従業員を含めて10人以上住んでいた実家も、今後は両親2人となる。もっとも、実家も再開発で来年あたりには立ち退きとなるので、そうなると本当に故郷は記憶の中にしかなくなってしまうのだな。


はる |MAIL