東京の片隅から
目次|きのう|あした
首の点滴管が外れる。久しぶりの「自由」だ。 たかだかプラスチックのパーツとはいえ、体の片側に何かがついているというのは落ち着かないもので、しかもそれが首だから、なんだかいつも片方に頭が傾いでいるような気がしたのだが、いざ外してみてもまだついている感覚が残っていて、頭は傾いたままだ。
久しぶりに自分の顔を鏡で見る。まだ貧血で真っ白だ。入院以来ずっと眼鏡だったし、ここ何日かはそれも外していたので、眼球が真っ白。充血していない目を見るのは何年ぶりだろうか、と思う。
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