東京の片隅から
目次|きのう|あした
ダンナがスキーに行っているので、映画を見に行った。 目当ては「南極料理人」。封切り時に見逃していて、何を見に行くか調べていたらちょうど今日から早稲田松竹で2本立て上映。 で、時間を勘違いしていて、行ってみたら初回は「ディア・ドクター」、見るか見送るか迷ったのだが、まぁ1本でも2本でも料金は一緒だし、ということで見たわけだが、入って良かった。初回上映から立ち見が出る状況。1本見送ったら確実に立ち見。 初日だし、両作とも話題になったし、当然と言えば当然なのだが。
「ディア・ドクター」、良かった。監督の前作「ゆれる」も見逃していて気になってはいたものの、これは主役が鶴瓶だし、あまり期待もせず、封切り時に興味も湧かなかったのだが、予想以上に良かった。 主人公の正体がいろいろな人や出来事によって語られる訳なんだけど、剥いても剥いても芯がでてこないタマネギみたいで、結局よくわからない。そのわからなさ加減が逆にリアルだなぁと。主人公を語る方も、語ることで自分を試されているような感じ。
「南極料理人」、これは肩の凝らない楽しい映画を見たくて選んだ訳なんだけど、久しぶりに「他人と同じ場所で笑える」映画だったなぁと。私の笑いのツボは人と違うところにあるようで(ヴィクトル・エリセの「マルメロの陽光」とかくすくす笑いが止まらない)、可笑しいのは私だけ?みたいなときも多々あるのだが、これはみんな同じ場所で笑っている、その館内の不思議な一体感が楽しかった。 堺雅人はあの「可笑しくなくても笑っている」顔が結構好きなのだが(そういえば私はそういう得体の知れないところがある役者が好きだな)、料理を作る手つき、顔つき、そういうのが格好いいなぁと。まぁ料理に限らず何か自分の専門事を真剣にやっている姿は格好いいモノだ。例え他の時は「バカかこいつ」でも(笑)
終わったらすっかり3時。軽く食事をし、池袋でうろうろするも収穫はゼロ。せっかくなので雑司ヶ谷まで歩いて都電に乗って帰った。
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