東京の片隅から
目次|きのう|あした
犬を連れて近所の公園に散歩に行く。普段は義父が散歩させているのであるが、早朝と夜間なので、人や他の犬に合う機会も余りないらしい。それでは社会生活不適応者まっしぐらなので、私の散歩も兼ねて昼間に連れ出した次第。
公園では他の犬に会う。飛びかかれない程度にリードを調整しながら挨拶をさせてみる。相手が自分よりも大きくて余裕があるときは、なんとかなりそう。「なんて種類ですか?」と訊かれて「ミニチュアシュナウザーです」と答えるも、相手は「???」という顔。そりゃそうだ。ミニチュアシュナウザーというものはぜんたい、三角の耳の先が垂れていて眉毛と口髭がぼーんと伸びた爺さん顔にカットしてあって、胴体は短めにバリカンを入れてあるものと相場が決まっているのだが、うちの犬は耳はムダにピンと立ったままだし餌の時に面倒くさいから口髭も短く刈られているし胴体も寝癖みたいな伸ばしっぱなし。これでシュナウザーと言われて疑わない方がおかしい。カットしているのは義父なのだが、犬種のあるべき姿を理解せず(本も買ったのだが)適当に自分のやりたいように刈ってしまうので、ただの雑犬にしか見えないのであった。こんなにするのだったら、わざわざペットショップで犬を飼う意味がない。保護施設から引き取ってくればいいのだ。 今度犬種を訊かれたらシュナウザーの混じった雑犬ですとでも言っておこうか。
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