東京の片隅から
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母校の学園祭に行った。部活でいつも練習していた場所が取り壊しになるということで、案内が来たのである。住所変更を知らせたはずなのだがなぜか通知は実家に届いたのはまぁ良しとしよう。
10数年ぶりに師範が演武会で来校するということで、大盛況であった。知った顔もちらほら見かけたが、こちらの面相が結構変わっているのか、向こうは気づかないようであった。もっとも、学生時代は「いかにも体育会系」な雰囲気になるのが嫌で髪を長く伸ばしていたから、イメージが違うのであろう。体重も10kg増えているし。 もっとOGが来ているかと思いきや、あまり来ていなかったのが残念だった。自分が4年次のときの1年生が来ていて、ちょっと話をした。元気そうで何よりだった。
一度はほぼ消滅しかかった部がこれまで存続したことには意味があるのだろう。 自分が幹部学年になった頃からちょうど就職氷河期に入り、ダブルスクールが流行した。サークルどころではない、という空気が広がり、サークル全般的に人が集まらなくなったように思う。 大学に入ってまでわざわざ体育会で制約を受けなくても、という空気もあった。 そんなこんなで一時はほぼ消滅した。たまたまそのときの主将が大学院に残ったため、「一人部活」として存続し、彼女の卒業間際にやっと新入生が入り、「復活」した。一人で部を存続させるということには大変な心労があったことと思う。 このところは毎年10人近くコンスタントに入部しているとのこと。他校から見るとユルい体育会だと思うが、それでいいのだと思う。それで身を立てられるわけではない。試合があるわけでもない。実生活で役に立つかどうかもわからない(笑)。マイナーなものなので、敷居を低くし、実際に触れてもらうこと、楽しさを知ってもらうこと、そういうところに意味があるのだろうと思う。そんなユルい部活でも頸が曲がらなくなったり、腰を痛めてヒールもベルトも苦痛だったり、腕一面青タンで夏でも長袖だったり、腕がしびれて鉛筆が持てなくなったりするわけだが(苦笑)
他校の現役生とちょっと話をした。共学の大学であるが、今年の主将も副将も女性だ。訊くに訊けなかったが、おそらく男子学生がいないのであろう。私が大学生だった頃、その大学はしごいて振り落としても各学年10人以上いたように思うのだが、いまは引退した4年生まで入れても20人ほど、現役ではたった15人だという。隔世の感がある。外野がどうこう言う前に、彼女たちはもっとしんどいだろうなと思う。
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