東京の片隅から
目次きのうあした


2007年10月27日(土) 1,2,3,4

朝起きたら雨。今週ずっと干していた赤ジソも梅酢もなんだか水分を吸って戻ってしまった様子OTZ

午後、東京国際映画祭エドワード・ヤン追悼上映「ヤンヤン 夏の思い出」。
なぜか上映中鼻水がとまらず、ティッシュ片手に見ていたので、端から見ると感動しているんだかなんだか、かなり怪しかったと思う。
原題「一 一(a one and two)」の意味がずっと謎だったのだが、ジャズやロックなどのカウント「ア、ワン、トゥー、ア、ワン、トゥー、スリー、フォー」から来たらしい。ここからすべてが始まる、という意味か。
生と死、恋愛、人間関係、仕事、そういったいろいろなファクターが複雑に絡み合って話は進むが、流れているテーマはこれまでと同じながら、これまでの作品よりもわかりやすい。結果として遺作になってしまったが、彼の集大成とも言える。
今日も上映後にティーチイン。ヤン監督が音楽好き、特にオペラやクラシックが好きで、曲の構成に興味があったこと、侯孝賢の「風櫃の少年」にヴィヴァルディ「四季」を使うことはヤン監督のアイデアだったということなども話される。音楽とコンピュータ、どちらも数学的な才能を要するもので、きちんとしたストーリー構成などは、そういうところに影響したのだと実感する。

今回5作品を見て、発表ペースが長いこともあってリアルタイムでは見逃したりもしたのだが、もっと彼の作品を見たかったなぁ、と思う。本当に惜しい。もっと見たかった。


はる |MAIL