東京の片隅から
目次きのうあした


2006年09月11日(月) 共通点

9/11関連のテレビが多い。
それらを見ながら最近思うことは、あのテロ実行犯たちというのはサウジだったりUAE出身だったりと、アラブ諸国の中では比較的恵まれた国の出身であり、さらに海外に留学できるほど頭がよく、その資金もある裕福な家の子どもたちだったということだ。
自分たちの住む世界から出て外の世界に触れ、不合理を感じたとき、本来だったら自分の国に戻って自分たちの社会をよりよくするか、外の世界にとどまって不合理をなくすための努力をすべきだったんだろう。だが、彼らはそうしなかった。せっかくの頭脳も、国籍も、資金も、活用しなかった。

それは、とても、10年前のオウム真理教に似ていると思ったのだ。
あのときも、普通の家で何不自由なく育ち、頭がよく、東大やら医学部やらへ進学した人たちが、くだらない目的のために集まったのだった。
もっとほかにやるべきことがあるだろう、もっと自分の能力を有効に使って、誰にでも喜ばれることができるだろう、と思った。「成績のいいバカ」という言葉が自分の周囲で言われていた。

本当に、10年前の彼らも、5年前の彼らも、今どこかにいる彼らも、もうちょっと考えればよかったのに、と思う。


はる |MAIL