東京の片隅から
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板東真砂子の日本経済新聞のコラムが問題視されている。動物殺しの話だ。 非難する人の論調は、避妊しないで勝手に生ませてそれを殺すなんて、というもの。 でも、考えろ。彼女が住んでいるのはタヒチだ。フランスの刑法に触れるおそれがあるとはいえ、日本とは違う。 現地のローカルの死生観は現在大都会にすむ日本人のそれとは明らかに違うだろうし、そもそも日本人の中にだって、彼女と同世代(40代後半)以上の人の中には、生まれてくる子犬や子猫に引き取り手がない場合は殺すのが当たり前、成犬でもいらなくなったら保健所に連れて行って処分するのが当たり前、という感覚の人は結構多い。小学生の頃飼っていた鶏のピーちゃんがいなくなった、その日の晩ご飯は水炊きだった、と言う経験だってあるだろう。
ミクロネシアに行ったことがある。そこでも犬は放し飼いだった。なぜ放し飼いかというと、「つないでおくと捕まえられて食べられてしまうから」である。お祝いの時は肉鍋、と決まっているのだそうだ。 犬好きにはショックな話だろうが、そこでは犬はペットではない。食用にする場合もある、ただの家畜の一種類だ。 多分、我々がガーデニングにおいて種をまき、生えてきた芽を選び、不要なものは間引きして、場合によっては食べる。それと変わりないのだろう。ある意味健全だ。
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