東京の片隅から
目次|きのう|あした
電車の中から見える景色は梅雨空で、何となく紗がかかったようである。それでも、アジサイは色とりどりの花を咲かせ、ビワは実る。薄暗くなってきた夕方でもそこだけはぽっと明るく、明かりがともっているようだ。もう暫く経つと鳥たちが群がって、あっという間に丸坊主にされてしまうのだろう。今だけの目の保養。 ビワは子供の頃はあまり好きではなかった。「ビワは」というよりも、果物全般があまり好きでなかった、と言った方が正しい。。果物は口の中が食後に荒れることがあって、何事もなく食べられるものは案外少なかった。りんご、なし、スイカ、イチゴは好き。桃は美味しいところと美味しくないところの差が大きいので微妙。温州ミカンは白い筋が気持ち悪くて全部徹底的に向かないと食べられなかったし、ブドウも最初に全部房を外して拭かないと食べられなかった。今でもワンシーズンに一度は食べたいと思うが、二度以上買うものは子供のころから好きだった4種類くらいだろう。
会社のそばの資材置き場が整地され、草刈りがあった。翌日、早速椋鳥たちがやってきて朝から夕方まで一日中きいきいと大騒ぎしている。うるさいのが嫌なのか、ここ何日かカラスが少ない。
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