東京の片隅から
目次きのうあした


2005年06月18日(土) 「お父さんは僕を許してくださるだろうか」

家で留守番。
元・自室で蔵書を漁る。
宮沢賢治全集など引っ張り出して読んでみる。
久し振りに読んだ「銀河鉄道の夜」はものすごくヘヴィな小説であった。
カンパネルラが言う題名の一言が重い。彼は祭りの晩、川に落ちて行方不明になる。父親より先に自分が死んでしまうことに対する一言。
同級生ザネリが主人公ジョヴァンニよりも印象に残るのも、意外であった。
ジョヴァンニをからかう言葉の裏にある気持ちや、カンパネルラが川に落ちる原因を作ってしまったことをこれから一生背負っていかなければならないザネリの気持ち、そういうところが気になる。
いろいろ考えてしまった。

思春期に読んだときは全然別のところを見ていた。読み方が変わったのは自分が年を取ったからなのか、母親になったせいなのか。


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